とある科学の超電磁砲S #20「フェブリ」 感想!
どっせーい!
感想
婚后さんっていいよね。
ああいうキャラってあんまり好みじゃないし、つい最近までただのいい感じの準レギュラーだと思ってたんだけど、なんか好きになってきました。
前々回の通り魔を撃退した時もそうだけど、婚后さんって、すっげぇビッグマウスなんだけど性格や実力がちゃんと伴ってるんですよね。
レベル4のエアロハンドは超強力で、ただの威力だけなら美琴のレールガンを遥かに上回ります。助太刀に来た時はかっこよくて涙出るかと思ったw
お友達あるところに婚后あり、っていうセリフもいいですね。フェブリの様子もちゃんと見に来るし、婚后さんが友達を本当に大事にしているということが伝わってきて、いちいち感動してしまいます。
1期終盤の時みたいに戦いに参加してくれたら鳥肌モノの感動だろうなぁw
OPを見る限り湾内さん・泡浮さんの参戦も期待できそう。
戦いと言えば、今回のアクションもかっこよかった!
なんか2期はすべからくアクションが素晴らしいなぁ。
今回は一見地味なバトルだったけど、美琴が攻撃を避けた時にちゃんと予備動作が描かれていたり、鉄骨から佐天さんたちを守る時の連携だったりと丁寧な作りが好印象。ロボットが停止する直前の動きは、いやいやそれどうとでもできただろって感じでしたがw
今回の絵コンテは佐山聖子。多いね! 一番印象的だったのは橋の上回か。
その他にも、まだまだ真相の一端も見えなくてやきもきするけど、着実にクライマックスに向けて準備を進めている感じでワクワクします。
その中で、ピンクゲコ太に決着がついたのが素晴らしかった!
冒頭ではまだ大人げなく粘ってた美琴だけど、「妹」という言葉が出てくると素直にゲコ太をあげました。
ちょっと貸したくらいの気持ちだったのにもう自分のものだと主張してくる……。まるっきり最初に会った妹と同じことになってましたね。腕ぶんぶん振り回してじゃれ合ってるシーンも今見たら笑えないよね。ゲコ太バッジ見るだけで泣ける自信あるよ。
あと、黒幕たちのKO☆MO☆NOっぷりはいい加減どうにかならんものかw
きっと美琴が「ばっかじゃないの!」って言って清々しく成敗してくれるだろうけどさ。
そしてついに布束さんがフルで顔出し。なんの感情も認められない顔でしたが、さてどういう気持ちであの場所に座っているのか……。
フェブリ
最初っから普通の人間ではなさそうな雰囲気はなんとなくあって、そして医者の「お手上げ」発言を聞いて不穏な空気になったところ、まさかのヘブンキャンセラー登場でテンション爆上げでした。上条さんとはまた違った安心感あるよね、この人w
しかしそこでまさかの真実。100%人工物……だと……?
最近原作の方で、「学園都市でも視床下部だけは機械化できない」とかなんとかあったけど……まぁそれは関係ないとして。
飴玉がゲキマズだという伏線も、この辺りに落ちてくるんでしょうかね……。さぁお話が重くなってきましたよ。
ところで、フェブリという名前を調べてみました。
「febri-」という接頭辞(これ自体は単語じゃない)があって、意味は「熱」でした。
熱を意味する単語はfever(フィーバー)ですが、接頭辞になるとfebri-となって、febricula(微熱)などの単語を作ります。
なんか発熱してたね……。
なんとなーく調べてみただけですが、まさか名前にちゃんと意味があったとは。
発熱なんて、いいイメージはまったくありません。まだまだフェブリちゃんの苦しい姿を見せられそうです。
あと、たぶんフェブリって名づけたのは「フィーバー」じゃあまりにも人の名前っぽくないしネタバレくさいからだと思うけど(ラストオーダーとかもっと酷いのいるけどw)、もし接頭辞だということも伏線の一部なのだとしたら……、
なにかと組み合わせて効果を発揮するインターフェース、的な解釈ができそうですね。
完全人工物ということだし、フェブリとあの透明の四角いやつが組み合わさって機械を自在に動かすことができる……とか。
でもあいつら「フェブリの処置」について話してたから、言い方悪いけど「廃棄する」選択肢もたぶんありそうで、少なくともこのフェブリちゃんが必ずしも必要とは限らない……
と、まぁまだ分からないことだらけですね。
ミコトやルイコたちとバイバイしちゃう結末しか見えないんでなんかもう辛いですが、見守っていきたいです。
あと最後に。
とあるシリーズ恒例の「おっふろ、おっふろ、おっふっろー」はフェブリちゃんにも歌って欲しかったなぁw
でも今回出てきてくれて嬉しかったぜ。このメロディを聞くとインデックスの顔が脳裏にふわっと浮かんでくるんだけど、いかんせん画面にはなかなか映らないよね。


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