とある科学の超電磁砲S #24(最終回)「Eternal Party」 感想!
ボリューム満点すぎぃ!
感想
ところで、初代にして人気ナンバーワンのonly my railgunが流れなかったのはなんでなん?
まぁそれはいいとして……
これは最高すぎる最終回!
シナリオ的なカタルシスは少な目だったけど、その代わりこの物量には圧倒されました。いろんな要素が詰め込まれてて、常に脳髄を刺激され続けたみたいなw
今回の敵を一言でまとめると、「頭のいい馬鹿が力を持つと手が付けられない」ですかね。
そのおかげで余計なストレスなく、今回のお話が爽快感たっぷりに楽しめたわけですが。
こうやって最終回で全員集合!みたいなことになるのはよくあることですが、超電磁砲の場合はさらに「みんなで力を合わせる」という方向に向かっていましたからね、みんなで戦う様子は本当に感無量でした。
後期OPの『eternal reality』、その歌詞に「いつだって信じあえる仲間と手をつなぎながら」というものがありますね。僕はこの部分がいたく好きなのですが、前回のEDと次回予告に使われたカットがまさに「仲間と手をつないでいる」姿で、すごく感動していました。今回はそれを具体的な形で表した感じですね。
……なんかもう、これ以上に感想なくて、なに書いていいのか分かんないやw
個々の描写に言及してたらページがいくらあっても足らんしなぁ。
そうそう、美琴が有富に叩きつけた説教はよかったですね。
なんだか上条さんっぽくてw
言ってることは、「お前の言いたいことは分かんないけどそういうのどうでもいいから普通に生活しようぜ、迷惑だから」って感じだけど、「あんたも救う」ってのがなかなかに上条節でいい感じ。美琴もついに話術サイドへ転向かー。
それぞれのキャラ、みんなに見せ場があったけど、僕が一番印象に残ったのは婚后さんズだな。
婚后さんが大活躍すぎるのは当然として、湾内さんと泡浮さんコンビが実によかった!
お姫様だっこ美味しいですありがとうございます!
いやー百合百合しくていいですな。この合わせ技最高や。
その後、大仕事のために疲労困憊の婚后さんを支える2人も実にいい。なんだか2期を通してこの3人組がかなり好きになった気がします。
しかし、噴射点8,000ヶ所か……w 1秒に1ヶ所つけられたとしても2時間以上かかるんじゃね? って突っ込みは置いといて、婚后さん本当に大活躍やね。能力が便利すぎるんだな。
あと僕が言及しておきたいのが、ミサカ19090号!
作中で言われてた通り、彼女は布束さんが直接感情データを打ち込んだ個体ですね。
実際に打ち込んだシーンでは、ミサカ20001号、つまりラストオーダーによって命令がキャンセルされ、布束さんの目論見は失敗したように見えていました。
しかし、ラストオーダーがブロックしたのは「ミサカネットワークへの拡散」。感情データそのものは、19090号にだけはちゃんと届いていたのですね。
さらに感動的なのは、このミサカ19090号、禁書の2期において、ダイエット技術を会得していたアイツなのです!
1人だけなんか赤面したりして、感情が豊かになってましたね。
これが布束さんのおかげなんだと思うと、なんだか心が温かくなります。そして19090号に触発された他の個体もだんだんと感情を会得していって、ゆくゆくはそれぞれが個性を持つようになる……。そんな未来を想像してしまいました。
どのキャラの活躍、どのアクションもかっこよくて、大満足の最終回でした。
総評
1期も素晴らしかったけど、2期はさらにその上を行った印象だなー。
まず、シスターズ編のストーリーがよすぎましたね。美琴視点で描くレディオノイズ編、禁書とのオーバーラップもあり、絶望感やワクワク感がとてつもなかったです。
アイテム戦やアクセラレータ戦など、アクションの気合いの入り方も恐ろしくて、作画的にも毎回美味しかったですね。
そして後半のオリジナル。
お話の出来自体は、シスターズ編が本当によすぎたために見劣りしてしまいましたが、布束の救済やみんなと一緒に戦うということ、などなど見どころはきちんとしていて、さらに最終回のあのはっちゃけっぷりでいい爽快感でした。シスターズ編がむちゃくちゃ重かった分、明るい雰囲気が多かったのもよかったな。
それ以上、言うことはありません。とても面白かった!
放送後、禁書3期の発表があったりしないかなー……と少しだけ期待したのですが、残念。
でもよく考えてみると、最終回後に発表があったのって、禁書1期最終回での超電磁砲制作発表だけですね。禁書3期作りたい、という気持ちはきっとあるはずなんだけど、このタイミングの発表はやはり難しいのかな。
禁書目録1期……2008年10月~
超電磁砲1期……2009年10月~
禁書目録2期……2010年10月~
禁書目録映画……2013年2月
超電磁砲2期……2013年4月~
禁書2期と映画の間がやっぱりすげぇ空いてるなぁ。逆に映画と超電磁砲2期の間は狭いけど。
また初期のペースで、禁書3期は2014年4月から……みたいになったりしないですかね。
ちなみに超電磁砲3期の方ですが……
伏線はきっちり残してくれましたよー!
まずはみさきちが出ている時点で伏線だったりしますね。第1話にだけ登場して最終回にてチラ見せ、2期での出番はほとんどありませんでしたが、思いっきり思わせぶりな登場でしたもんね。
そして最終回の最後でも言っていた、広域社会見学! 学芸都市!
翌日なのかよw
相変わらず上条さんと美琴さんの過密スケジュールっぷりはすごいですなぁ。
学芸都市編が3期の最初のお話になる可能性が高いですね。この学芸都市の話題は、2期の前半でもちらほら出ていました。
となると、後半に相当しそうなエピソードもすでにあるわけだから、3期やるとしたらオリジナルエピソードはなしになるのかな?
なんにせよ、制作を期待したいですね。


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