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<物語>シリーズ セカンドシーズン

鬼物語 第19話「しのぶタイム 其ノ三」 対話感想!

キャラ付けって難しいんだな、って思った。

 
 
 
登場人物
酒原(さけはら):1人で感想書けない神酒原のためにアシスタントを務める。神酒原との関係は不明、でも同居しているせいでホモだと思われているらしい。
神酒原(みきはら):このブログの書き手。他人に話しかけるのに抵抗がない人、ある人、これには程度があると思うんだけど、僕の妹はなぜか「飲食店の店員とは話しづらい」という超限定的な程度を持ってる謎人物。人見知りは別にいいんだけどなぜ飲食店限定なのか。



  酒原 「難しい、ってことは批判モードか」
神酒原 「有り体に言ってしまえばそう」
  酒原 「お前前回もボロクソ言ってたよな」
神酒原 「ボロクソってほどでもないだろ。でもまぁあれだよね、前回が面白くないと感じた
      から今回もその低い勢いを受け継いで少し評価が低くなったのは否めない」
  酒原 「でもお前それ、アニプレッションの初期の記事で「その見方はよくない」って
      自分でゆってたじゃん」
神酒原 「確かにそうだ、いろいろ考え直そう」
  酒原 「よろしい」
神酒原 「でも。なんかさ、無駄話がアイデンティティみたいなのが物語シリーズなわけ
      だけど」
  酒原 「まぁそうだな」
神酒原 「1期の化の時はさ、会話パートがほとんど削られてて残念!みたいな意見も多く
      見かけたんだよね。ただ僕は原作を読んでないから、十分楽しめたんだけど」
  酒原 「大ヒットしたってことは多くがそうだったんだろ」
神酒原 「うん。で、今回はすごく珍しく、無駄話が多かった」
  酒原 「多かった……っちゃあ多かったが、俺はいつも通りの量にも感じたぞ」
神酒原 「ふむ……? もしかしてあれかな、今回はストーリーやってる最中に寄り道
      気味に無駄話してるから本当に「無駄だ」って感じちゃったのかもしれない」
  酒原 「あー……」
神酒原 「あとは、冒頭で言ったキャラ付けのことなんだけど、ほら、カゲヌイさんに連絡
      する・しない、的なやつでけっこうな尺を使ったじゃん。この問答が物語にどう
      影響するのか、ってずっと思いながら僕は見てたんだけど」
  酒原 「ああ」
神酒原 「結局ガエンさんのところに直通しちゃったじゃんか。カゲヌイさんに関する部分
      ってあんなにいらなかったんじゃないかって」
  酒原 「カゲヌイさんを通じないと連絡できないはずなんだけど直通しちゃったよ、って
      のを描きたかったんだろ」
神酒原 「分かってる、だから「あんなに」って言ったんだ。生活リズムの話とかもしてた
      じゃん? 要はあのシーン、カゲヌイさんについてキャラを掘り下げたんだ」
  酒原 「ほう……、で?」
神酒原 「いらないだろ、っていう」
  酒原 「なんでいらないんだ」
神酒原 「興味が湧かないからだ。単純に、ヒロイン勢ではない。キャラクターとして
      ユーザーをアトラクト、つまり魅了するポジションの人じゃないのだから、
      それほど掘り下げる意味がない」
  酒原 「それを言ったらこの作品、敵キャラとかことごとく無駄話するじゃんか。貝木も
      そうだし」
神酒原 「それは敵だからだよ。敵のことは「知って得になる」。今回のカゲヌイさんは
      どうだ? 知って得になるのか」
  酒原 「そう言われるとならないな」
神酒原 「だろ? だからその辺に尺が使われたのがどうにも僕には退屈だったんだ。
      反面、ハチクジにセクハラしまくるシーンとかは実に楽しかった」
  酒原 「ヒロインだからか」
神酒原 「そう、ヒロインだから。掘り下げるべき、無駄話をするべきキャラというのは
      存在するんだよ。ただ流れに任せてそこにいるキャラにフォーカスを絞ってる
      んじゃいけない」
  酒原 「珍しく批判の流れが強いなお前」
神酒原 「うっ……。まぁでもこれは前回も言ったことだけど、メディアの違いだろうね」
  酒原 「ほう?」
神酒原 「小説だと文章力で魅せることができる。同じシーンでも原作だともっと面白かった
      だろうよ」
  酒原 「アニメも映像表現頑張ってただろ」
神酒原 「素晴らしかったよ。でもカゲヌイさんいないじゃんか」
  酒原 「そういうことね……」
神酒原 「ともかく、なんでも知ってるお姉さんに辿り着いてしまった。この人、猫物語で
      出てきた時はちっともいい印象を抱かなかったんだけど、能力だけは確かな
      ようだ。なにを秘めてるのかもさっぱりだけど。でもここでストーリーが
      大きく動いてくれそうだよね」
  酒原 「無理やり軌道修正したな」
神酒原 「いいじゃんか楽しむ方向になるんなら! ……忍を置いて来てしまった、という
      のもいいよね。ここはむしろ忍が画面にいないからこそ、言い知れない緊張感が
      伝わってくる。今回が全体的に面白くなかったわけではないんだ。むしろ
      全体的には面白かった」
  酒原 「じゃあわざわざ批判すんなって」
神酒原 「でも言っておきたかったんだ。ちょっとキャラクター論みたいになっててカッコ
      よかったんじゃない?」
  酒原 「テメェで言うと魅力半減だけどな」

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4 Comments
エネバー ""
うーん、売れるの確実だから手抜きしてる気がします。
 まず声優の個人的な事情なのかもしれないけど鬼物語にはOPないみたいだし・・・なんか残念
OPがそれほど重要かと問われれば、確かに僕はNOと答えるでしょうが
物語シリーズのOPというのはそれぞれの話を区切るというか、何か特別な役割もあったように思います。物語シリーズの伝統が途切れてしまったように感じるんですよね。もちろんこれは僕個人の思いですが・・
 もうひとつこれは原作にも言えますが、どう考えても傾物語のヒロインは八九寺ではなく忍で、鬼物語のヒロインは忍ではなく八九寺だろ、ということです。題名と内容がマッチしてないんです。
 最後に傷物語の延期です。これをあえてやらない理由が分かりません。正直物語シリーズで一番重要な話だと思うんです。これやるのとやらないとでは結構印象が変わってくるとおもいます。やっぱりまどかのほうがシャフトにとっては重要なんでしょうか?
 
 蛇足なことですが、キャラコメ聞いたことありますか?
2013.11.10 14:15 | URL | #- [edit]
神酒原(みきはら) ">エネバーさん"
境界の彼方の記事でコメントくれてる方ですよね?
なんか、分かりやすく名乗ってくれると助かります。IPアドレス同じだから分かったけども。

>うーん、売れるの確実だから手抜きしてる気がします。
手抜き、の定義から少しずれているような気もしますが……

>OPがそれほど重要かと問われれば、確かに僕はNOと答えるでしょうが
この場合、僕はYESですね。
鬼物語にだけOPがついていないのは僕も遺憾です。坂本真綾の事情らしいことはどこかでチラッと見たけど、そんなの知ったことありませんね。仕事なんだからやれよと。平野綾から変わった意味ねぇだろうと。

>題名と内容がマッチしてないんです。
これは手抜きではないですよね?
まぁそういう批判だとして話を進めます。

このミスマッチは特に問題にはならないと、僕は思います。
第一に、なにもご丁寧に題名と内容をリンクさせる必要はありません。非常に多くの場合はそうなっているというだけで、別に騙したっていい。しかも今回の場合は逆になっているだけで各ヒロインの出番に差が出てるということもないですし。
また、一見逆に見えますが、「阿良々木さんが助けるヒロインがタイトルになってる」という考え方をすると、逆にはなっていません。傾では異世界のマヨイを、鬼ではなにやら忍を救いそうじゃないですか。

>最後に傷物語の延期です。
傷物語を担当している尾石達也は、ものすっごく仕事が遅いのだそうです。内部事情などよくは知りませんが、彼が仕事を予定通りに進めないために会社全体としてもスケジュールを組めず、企業としての利益を得るために他のディレクターが担当している作品が先に作られ、傷がどんどん後回しになる……という状況が発生しているのだと思われます。
いつだったか、「何年後になるか分からない」なんてコメントも出てました。
シャフトが作品の納期を遅らせがちだというのは、化物語のウェブ公開時にユーザーにもハッキリ分かってしまいましたからね。
そういえば化物語のシリーズディレクターも尾石達也でした。

遅れている以上は言い訳なんてできませんけど、手抜きの結果だというのは少々違うかなと思い、いろいろ書かせてもらいました。
キャラコメは聞いたことないです。
2013.11.10 18:11 | URL | #- [edit]
エネバー ""
>遅れている以上は言い訳なんてできませんけど、手抜きの結果だというのは少々違う
まあその通りなんですが、それだけこの作品への期待が大きいんでしょうね。

>分かりやすく名乗ってくれると助かります
意外と名前が思いつかないんです。

>鬼ではなにやら忍を救いそうじゃないですか。
僕は八九寺も結構気に入ってるんです・・・としか言えない

物語シリーズのキャラコメはオススメです。ホントにずっと無駄話してるんですけど、ヴァルハラコンビの会話とか本編にはない組み合わせが盛りだくさんで楽しいですよ。(真宵×神原というイミフなのもあったりしますが・・・)答える順番バラバラですみません
2013.11.10 20:18 | URL | #- [edit]
神酒原(みきはら) ">エネバーさん"
>それだけこの作品への期待が大きいんでしょうね。
期待が大きいからこそ企画としても最初から大きなものを打ち出した、とも考えられますね。シリーズでこれだけ映像化できるというのもすごいですし。

>意外と名前が思いつかないんです。
えっと、すみません、名乗って欲しいというのは、「境界の彼方でお邪魔した~」とかそんな感じです。あのコメントとあのコメントが同じ人か、というのが一目で分かるのがブロガーにとっては一番助かります。固定ハンネをつけてくれるのが一番ですが、あとからつける場合ならそれなりの言及を、ということですね。うっかりIPアドレス見るの忘れたら別人だとしか思いませんから。

>僕は八九寺も結構気に入ってるんです・・・としか言えない
まぁ作品の本質的な話はそのエピソードが終わってみないことには語れませんけどね。

>物語シリーズのキャラコメはオススメです。
素晴らしいそうですね。発売当時から話題に上っていたのを見ていました。
ただまぁ、時間的に無理そうです。テレビシリーズをまとめて見る時間を取るのは難しいですし、取れても物語シリーズのDVDを優先的にレンタルするかはその時にならないとどうにも。あと、物語シリーズのキャラコメはレンタル版にもついているのかどうか。
2013.11.10 23:11 | URL | #- [edit]
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