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とある飛空士への恋歌

とある飛空士への恋歌 第一話「旅立ちの島」 感想!

想像していたよりは、大人しい1話。

 
 
 
第一印象
始まりました、とある飛空士シリーズ第二弾!
と言っても僕は第一弾の方を視聴していないのですけど。本当は映画を見てからこっち見始めようと思っていたんだけど、時間が取れずに先に始まってしまいました。見てなくても話分かるよね?
でもまぁ、早めに映画も見ておきたいと思います。面白いそうだし。

というわけで事前情報はほとんどなく、ファンタジーな世界が展開されることくらいしか分からなかったのですが、なんだろう、初回はいろいろと「分からない」印象でした。

1つは、主人公の心理描写。
式典飛行の時に一瞬だけ人が変わったようになったのは恐らく今後への伏線だとして、全体的に、主人公カルエルの考えていることが不透明で戸惑ってしまいました。

着水状態から飛び立つ直前には、双子のアリエルに「無理やり付き添わせたのではないか」と罪悪感を感じていたのに、銀髪を追い駆けて飛び出したあとは現状に対してかなり腐っているようでした。結局カルエルはどういう心持ちでこの旅に参加することになったのか、はたまた抵抗できない事情があったのか、この辺が実に不明瞭。
まだ第1話だけど、最初からここをボカしてちゃ駄目なんじゃないの?と思ってしまうところです。
今はボカしてていいんだとしても、ボカしかたが雑だなぁというか。

1つは、世界観ですかね。
といっても、まったく新しいファンタジー世界を描くことになるわけですから、第1話ですべてが見えるわけではありませんが。

なんというか、大枠の世界観は分かったのです。伝承風に説明もしてくれましたからね。この世界の創生期にあの空飛ぶ島が作られて、今この瞬間、その島に乗って未踏の地へ探検に行く……ということですよね。

分からなかったのはもう少し狭い世界観。
どういう経緯でこの旅が計画されたのか、計画の規模や仕組みはどうなっているのか、はたまたなぜ島に学校があって今から修学するのか。
あの学校の立ち位置もちっとも見えず、正直混乱しています。一大プロジェクトに学生を連れて行くわけだから、それなりの理由があるはずだけど……。
それにしては出発式典の飛行に駆り出されていたりして、この学生たち自体いったいなんなのか。
貴族ってなんぞや。
島の居住環境はいつごろから整っているのか。

まぁきっと、おいおい理解が追いついてくることなんでしょうけど、もう少し情報があってもよかったんじゃないかな、と思った第1話でした。

もちろん、ワクワクする要素もありましたね。
空に浮かぶ巨大な島が移動する……というスケール感は素直に圧倒されますし、まだなにが起こるか分からないドキドキ感もあります。
そんなスケールのでかい枠組みの中で、学生たちの狭い世界が描写されそうだというのも僕の好みっぽくていい。少しだけセカイ系っぽい感じになりそう……ですかね?

あと、ヒロインがちゃんと可愛い!
主人公の心理描写や世界観については少し文句を言ってしまったんですけど、恐らく、第1話はヒロインの紹介に重点を置いたのでしょう。僕の感覚ですけど、まだ見ぬ世界へのワクワク感よりも、今日知り合った女の子とこれからどんな風に交流していくんだろう……というワクワク感の方が勝ったのは、恐らく作り手の思惑通りなんでしょうね。

極度に緊張しいの不思議系ヒロイン:クレアもいいけど、アリエルがいいなぁ。主人公がよく分からなかった分、この子は素直に感情を表してくれて見ていて楽しいですね。
『恋歌』と題するからには、アリエルにもそういうお話があるんでしょうけど、そうなるとお相手は銀髪さんになるのかしら。もしくはカルエルと禁断の……とか、もしくは「実は兄弟じゃなかった」展開か……。
今から妄想しても仕方ないw 人間模様には特に期待したいですね。

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