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Wake Up, Girls!

Wake Up, Girls! #02「ステージを踏む少女たち」 感想!

少しずつ掘り下げていく。

 
 
 
岡本未夕
今回はWUGの全体的な流れを追いながらも、特に未夕にフォーカスが当てられた回でした。
毎回1人……というわけにはいかないでしょうけど、こうやって少しずつキャラクターを掘り下げていくのでしょう。実にオードソックス、悪く言うと普通すぎるわけですけど、キャラデザでの判別が難しい分、妥当な戦略だと思います。あとは個々のエピソードの質ですね。

ただやっぱり、人数が多いというのはネックになるわけで……
公式サイトが見づらくて、テレ東版のページに行ってみたのだけど、WUGメンバー以外にもI-1から名ありキャラがいっぱいいるのですね。僕は公式サイトと睨めっこしながらキャラクターを覚えていくつもりだけど、さすがにWUGメンバーだけでいいやw

この「人数が多い」を見事に克服したのが『ストライクウィッチーズ』でした。
その数、WUGよりも多い11人。この作品はどうしたのかというと、2人一組にして掘り下げていったのですね。覚えるべき「数」が減ったわけです。

『WUG』の場合、今回は未夕1人を掘り下げた形でしたが、例えば真夢と藍里(ショートカットの子)は特に仲よしらしい描写があるので、この辺をセットにすることができそうですね。
とは言っても、恐らくこの作品なりの戦略をいろいろと考えているのでしょうけど。

というわけで岡本未夕。
ニャル子を歌うとは完全に予想外だった……!

ニャル子は1期から見てなくて、当時から見てないことをすげぇ後悔してたんだけど、ここに来てまた後悔することになろうとは。ちゃんと見てたら「うーにゃーキター!」とかなんとか騒げたんでしょうなぁ。

のちにゴロツキPだと分かる須藤さんの無茶すぎる仕事を最初に投げ出したのは未夕でした。
僕は意外だったのです。この子は第1話にて意気揚々と事務所に向かっており、仕事に対する期待度は他の子より高いように思っていたから。しかもメイド喫茶で働いているということで、なんだか「他の子より耐えられそう」ってイメージがあったのです。

しかし、逆だったのですね。
メイド喫茶で働いているからこそ、愛のあるファンの姿を知っている。愛のあるファンを知っているからこそ下心しかないオッサンたちの相手が嫌だった……と。
愛、下心、と言うと少し違いますかね。メイド喫茶にいるファンたちも下心は込みでしょうから。
岡本未夕を見てくれているか、いないか。違いはこれでしょう。あのオッサンどもはWUGのみんなをただの女としか見ていなかったわけで。

ゴロツキPの言っている覚悟うんぬんがそれなりに説得力のある言だっただけに、オッサンどもを受け入れられない自分はアイドルなんてできない……と未夕は思ってしまったのですね。
なるほど、と思います。メイド喫茶でのライブの紹介文句を聞くに、未夕はWUGのためにしばらく喫茶店をお休みしていた模様。この小さい空間が心地よいから、と戻りたくなる心理はとてもよく理解できました。

しかしメイド喫茶のファンたちは、未夕のWUGとしての活動も応援してくれている。楽しみにしてくれている。
自分たちが地元の喫茶店で密かに応援していた子がアイドルとして華々しく活躍する、これはとても嬉しいことですからね。
これを見て、未夕は再びWUGとして頑張ってみることを決意したのでした。一度戻ってきたことが結果的に前へ進むきっかけを与えてくれましたね。

もし今後売れていくなら、あのオッサンどもほどではないにせよ、よくないファンは増えていくでしょう。
ストーカーまがいの追っかけが出てくるかもしれないし、会場で乱闘騒ぎを起こす輩が出てくるかもしれないし。自分の手に精液を塗って握手会に臨む……なんて信じられないファンも実際にいるそうですね。
真夢が「みんな温かいね」と少し伏し目がちになったのは、恐らくそういうファンを知っているからなんでしょう。

でも、もし売れっ子になっても、未夕には本気で応援してくれる地元の彼らがいる。彼らのようないいファンもどんどん増えていくことでしょう。
そういう人たちのことを思い返して、頑張っていって欲しいですね。
時には本当に戻ってきてもいいでしょう。
アイドルへの憧れは人一倍強いそうだし、これで未夕は大丈夫だな、なんて思えるエピソードでした。

どう売れていくか
須藤さんはやっぱりゴロツキでしたねw
いやぁ予想が当たった。見た目がアレってのもあるんだけど、こいつ、前回遅刻してましたからね。「本気度」がない、というのがよく分かる描写でした。

騙される松田さんも松田さんだけどw
まぁ、彼の言う覚悟の話や「マネージャーはアイドルたちをステージに立たせるのが仕事」の話はそれなりに納得のいくものでした。ゴロツキでもプロデューサー、その辺の考え方はしっかりしているのでしょう。そのあとの方法論がこいつはクソだったというわけで、松田さんやみんなには、こいつの言った「いいところ」は的確に吸収していって欲しいものです。

というわけで、会社の金を持ち逃げした丹下社長……
さっそく戻ってくる様子を見せたから、きっとのっぴきならない事情があったんだろうと思いきや、そうでもなかったw
マジもんの馬鹿やらかしてるじゃないですかー。

でも、責任の取り方はちゃんと分かっているようで。
マジで仕事を取ってくるのでした。しかも、ローカル番組の1コーナーとはいえ、レギュラーw すごすぎるw
口は悪いし、少しアイドルたちに対して上から目線なのが気になるところだけど、仕事に関しては間違いなさそうですね。あとは松田さんがもう少ししっかりしてくれれば、持ち逃げなんて馬鹿なこともなくなるでしょう。
今回ちゃんと攻勢に出てたし、その辺はもう心配いらないかな。

前回感想ブログを回った時、「アイマスやラブライブとは違うリアルな面を見せていくのか」という分析や不安の声を多く見たんだけど、そこまで汚いものは見せてこないんじゃないかな、と今回を見て思いました。
いや、オッサンどもは吐き気がするくらい気持ち悪かったけどw
でも悪徳Pはきちんと成敗して余計な借金は残らず、逃げた社長も戻ってきてまともな仕事をゲット、一度はつまずいた未夕ももう一度頑張っていこうと決意。目指している場所はかなり「イイ」ものづくしのように見えますね。

その他、少しずつ見えてきた子たちを僕なりに整理してみます。

島田真夢
恐らく主人公格。全体的な構成としては、WUGの全員が主人公って感じでいくと思うんですけど。

今回は水着ステージの前にみんなに発破をかけるシーンがありました。
こんな仕事でも仕事、引き受けたからにはしっかりやろう、と。
元売れっ子アイドルとしての覚悟の高さが現れているシーンでした。まだアイドル活動に関しては複雑な思いがあるようだけど、とりあえず今は前に進んでいこうという気概が見えますね。
契約書のことに気づけたのも彼女ならではでしょう。

片山実波
下結びツインテの方。むしろお下げって言った方が近いのかな。

撮影会の仕事ではそれなりにノリノリの様子が印象的でした。たぶん少し天然で、あまり深くは考えていないんだけど、無意識で自分の可愛いところを出せる子なんでしょう。一番アイドル向きかも。
ただ、ライブ前の張り切った様子と未夕が飛び出したあとの「やりたくない」という反応は矛盾してるようにも見えますが……
本能で動いてる、と言っていいのかもしれませんね。最初は勢いでどうにかなったけどだんだん「嫌だ」という素直な気持ちが出てきた、というか。

キャラ立ちは今のところピカイチかも。食べるのが好きってのは強いよね。

七瀬佳乃
長髪の子。一応、真夢を除けば、唯一芸能活動の経験があるようです。

責任感の強い様子が印象的でした。
「仕事なんだから、やりたくないとかない」など、意識はとても高いよう。店長の名前言い間違いを何度も訂正したのはWUGとしてのプライドの現れでしょうか。
自己紹介を進んでやるところもいいですね。未夕を除けば今回一番中身が見えたキャラクターだと思います。

他の3人は、まだよく分からない感じ。
今後次第ですね。今のところけっこう地味だけど、確かな面白さを感じています。今後もっともっと面白くなっていくはず!

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12 Comments
M.H. "悪徳P?"
ニャル子は確かに意外な感じがしました。阿澄さんの入籍発表祝いかな、とも思いましたが、事前に仕込まないと無理ですね。

他のブログでも言われている「悪徳P」は違うと考えます。1話時点で私は誤解していましたが須藤さんはタレント側に立って活動を支援するスポンサーではなくて(どちらかと言えば発注側に立つ)仕事仲介業者です。確かにタレントが嫌がりそうな仕事を強引に押しん込んでいましたが(少なくとも名目上は)仕事を選ぶ自由・断る自由・内容を調整交渉する余地はあった訳です。
また「パンツをバンバン出す」ことを評価した(作中明示的にはそれしか評価してない)のに対して「それは....」で止まっています。誤解なら誤解と本人たちがどう考えているのか、本編中で明らかにして欲しいものです。
一口にアイドルになりたいといっても、何をしたいか、どんな仕事なら受けるかはグループごとに千差万別であり、その方針に合わせて仕事を選ぶべきです。今回意外にまともと思ったのは契約書があったことで、受容できないことや不明点は修正して貰うべきです。素人同然で仕方なかったとはいえ、するべきことができていなかったようなので「付け込まれた」とは言えても「騙された」とは言えないものと考えます。
アイドルには「お色気」を売る面は多かれ少なかれあって、それを切り離すことはできないと思います。それを少な目にするも多目にするも本人達次第で、水着強制の時点で断るもよし、逆に積極的に水着を見せていくのもアリだと考えます。さすがに王様ゲームで一般客とキスするのはやり過ぎです。客との身体接触は不可として、水着撮影会やゲームは良さそうです。
健康ランド側としても単発では集客効果は小さいはずで、継続して実施するにあたって、集客効果とタレントの納得の両立を図る余地はあるように思いました。

仕事内容が明確になっていてそれを確認して受けた仕事であれば、やりきるのはプロとして当然です。今回は明確化が不十分だったようなので、一概にタレントを責められないように思います。機能していなったマネージャーと、その状況に追い込んだ社長の責任が大です。不在になるのは構いませんが、待機なら待機で指示すべきだし、仕事を受けさせるなら問題が起こらないように支援すべきです。
最後に暴力制裁したのは筋違い・やり過ぎで犯罪に見えます。
2014.01.21 22:50 | URL | #XMatgrFs [edit]
神酒原(みきはら) ">M.H.さん"
意外というか、単純に驚いたというか。
既存のアニメ曲を使ったのは間違いなく話題作りのためでしょうね。なぜこの曲だったのかは、ネットでよく話題に上がる曲だし可愛いし……ということで妥当なようにも思います。何気に僕は初めて聞いたんだけど「うー!にゃー!」可愛いですね。

須藤プロデューサーですが……

直接そうだとは言われませんでしたが、彼、ギャラの持ち逃げをしようとしてましたよね?
・途中までその場にいたけどいつの間にかいない
・ギャラはすでに須藤さんに払っている
・つまりキャンセルするなら事務所がとりあえず払い戻しをしないといけない
・丹下社長曰く、噂になっているゴロツキ
・「須藤さんだっけ~?」噂になってるのに名前は初耳。偽名の可能性アリ

これくらいの状況証拠が揃えば、須藤Pはギャラの持ち逃げをしようとしたように僕には見えます。
最初に犯罪に手を染めたのは彼が先でしょう。
むしろ暴力制裁だけで済ませたのは、出るところに出ても今のグリーンリーヴスには裁判する金も余裕もないから……と読めます。逆に言うと、須藤Pはそういった事務所を中心に狙っていたから今まで捕まっていないのでしょう。仙台にいたってことは日本中あちこちに出向いているのかもしれない。ボコボコにされて当然かと。

もちろん、こんな初歩的な詐欺を呼び込んでしまった松田さんとその状況を作った社長にも責任はありますけど、僕は「大事にはならなかったからとりあえずいいじゃん」という立場。松田も社長もクズ、なんて見方もあるようですけど、それはいくらなんでも思考停止だと思いますね。
社長は今回責任を取った。どれだけ続くかにもよるけど、レギュラー番組から得られる収入はなかなかのもの……のはず!
松田さんはこれからですけど、まだ第2話ですので、これからちゃんと仕事を覚えていってくれると期待しています。
2014.01.22 00:09 | URL | #- [edit]
M.H. "悪徳P?"
ニャル子だと、かわいさを表現できるのは同意です。

須藤Pが持ち逃げしようとしていたかについて、初見では気付きませんでした。持ち逃げがはっきりしていれば、ある程度強引な対応もアリなので(自力救済は合法とは言えないとしても、ここでそこまで杓子定規な主張はしません)、本編中での確定は難しそうなので、条件付きで主張を取り下げます。


蛇足ですがちょっと気になったこと。

> ・途中までその場にいたけどいつの間にかいない

最初の1ラウンドくらいはいた方が良いですが、一通り仕事が問題なく進行したのを見届けた後ならば、帰るのもアリと考えます。問題の離脱が何ラウンド目か判りませんが、2ラウンド目以降なら問題でないと考えます。

> ・つまりキャンセルするなら事務所がとりあえず払い戻しをしないといけない

結局は契約次第でしょうけど、返金は支払いと逆順で実施するのが妥当と思います。須藤Pが中間的立場であることが前提ですが。
貰ってないのに返金だけするのは酷過ぎる感じがします。

健康ランド側は基本的にお色気のみを求めていそうです。本人達の考えもあり、その状態で折り合いが付く余地があるかどうか判りませんが、もし継続的な仕事にできるのであれば、最初の1回分のギャラは失っても元は取れると思いました。
2014.01.23 20:30 | URL | #XMatgrFs [edit]
神酒原(みきはら) ">M.H.さん"
>一通り仕事が問題なく進行したのを見届けた後ならば、帰るのもアリと考えます。
もちろんそうなんだけど、僕は
・途中までその場にいたけどいつの間にかいない
と、丹下社長が須藤さんをボコボコにして連れてきたという因果関係から推測して、持ち逃げをしたのではと考えた次第です。
「丹下社長がコンテクスト的にに正しい行動をした」という前提が必要になりますが、作り手の意図としてはここで丹下社長に間違ったコンテクストの行動をさせる理由がないので、「丹下社長には須藤さんをボコボコにしていい正当な理由がある」となります。正当な理由があるなら、それは状況証拠的に、間違いなく持ち逃げだろうと。
かなり帰納的な分析になってしまうので、易しいとはまぁ言えませんね。もう少し直接的な描写があってもよかったんじゃないかとは思います。

>返金は支払いと逆順で実施するのが妥当と思います。
たぶん、中間的立場にいなかったのでしょう。いや、その辺の事情は分からないけど、少なくとも店長の口調を見るに「グリーンリーヴスに返金してもらいたい」と考えているようでした。
恐らくだけど、作り手は契約内容のそういう細かいところにまでは気を配っていないのではないでしょうか。各キャラクターの思惑と立ち位置さえ分かればいい、という考え方で。それはそれでいいんだけど、それならやっぱりもっと直接的な描写を……となるんですけど。

>もし継続的な仕事にできるのであれば、最初の1回分のギャラは失っても元は取れると思いました。
これは僕の意見なんですけど、WUGのみんなが「仕事だからやるべき」と思っているメンバーも含めて嫌がっていたのは、記事にも書いた
「岡本未夕を見てくれているか、いないか。違いはこれでしょう。あのオッサンどもはWUGのみんなをただの女としか見ていなかったわけで。」
これだと思います。
どうにか折り合いがついて継続的な仕事になっても、ギャラは増えても「名」が売れることを期待するには分が悪すぎる……ように思えます。例えば、たとえ無給でもストリートライブなんかをする方が次につながるような気がします。実際、小規模ながらもライブに出演することにより、悪条件ながらも次の仕事につながったわけですし。
2014.01.25 12:48 | URL | #- [edit]
M.H. "正当な理由"
話の展開上「制裁する正当な理由があった」可能性は高いと思います。ただ今回のギャラを支払う意思がなかった証拠を掴んだ可能性は低いとみました。
支払う意思を直接確認するのは困難で、期限が来ても払わないことで間接的に判ることです。先払いであれば一悶着あってしかるべきですし、公演中は考えにくく、後払いであればまだ期限は来ていません。
過去の別件で何かあったとするのが妥当に思います。

> 例えば、たとえ無給でもストリートライブなんかをする方が次につながるような気がします。

本人達のやりたいことに沿っているのはそうですね。
仙台のストリートライブ事情を知りませんが、もっとライブする描写があっても良さそうに思えます。冬の間は難しいのでしょうか?

あくまで折り合いが付くのが条件ですが、健康ランドであっても継続的に仕事ができるのは大きいと考えています。個人的には健康ランド営業でモチベーションの維持も含めて苦労しながら徐々にファンを獲得する姿をもう少し見たかったのですが、3話時点でもうなさそうです。
2014.01.26 08:02 | URL | #XMatgrFs [edit]
神酒原(みきはら) ">M.H.さん"
>過去の別件で何かあったとするのが妥当に思います。
知り合いだという感じではなかったので、丹下社長は人聞きでゴロツキPの存在を知っていた、とする線が一番自然でしょうね。

>冬の間は難しいのでしょうか?
この辺はもしかしたら、劇場版を見たら分かるかもしれません。第1話のライブに出演できた経緯は間違いなく語られてるでしょうし。
でも、確かにもっとストリートライブやってもよさそう。あのライブだってどう考えても事務所側がお金を払って「出させてもらってる」パターン、無給じゃきついってわけでもなさそうだし。

>健康ランド営業でモチベーションの維持も含めて苦労しながら徐々にファンを獲得する姿
それもドラマとしては成り立ちそうだけど、見てて楽しいかと言われるとw
2014.01.26 14:12 | URL | #- [edit]
M.H. "楽しくない?"
> 知り合いだという感じではなかったので、丹下社長は人聞きでゴロツキPの存在を知っていた、とする線が一番自然でしょうね。

単なる伝聞では制裁根拠としては薄いと考えます。親しい人が直接被害にあったくらいでないと。
製作者側でそこまでしっかりとは設定していないのが実態かもしれません。

> 劇場版を見たら分かるかもしれません。

ここへの書き込みをきっかけにWUGに興味を持ったので、こっそり見に行くことがあるやもしれません。
ただ(有料の)別メディアが前提になるのは大いに減点対象とします。「ストリートライブをしない理由」は必須知識とは言えないのでそこは減点ではありませんが、例えば1話でキャラクター紹介が不十分なのは批判対象です。

> それもドラマとしては成り立ちそうだけど、見てて楽しいかと言われるとw

大前提が動揺したようで、ちょっと衝撃です。よろしければ確認させてください。
2話後半のお色気だけ求める一般の(たまたま健康ランドにいた客)男達は「気持ち悪い」ということで、「楽しくない」認識で合っていますか?
この「気持ち悪い」描写は減らす、または避けた方が良かったでしょうか。
それとも必要最小限なので、2話くらいなら妥当でしょうか。
それとも例えば2倍くらいなら許容範囲だが、私の希望路線では2倍できかないので、止めた方が良い、でしょうか。
よろしくお願いします。



2014.01.26 20:27 | URL | #XMatgrFs [edit]
神酒原(みきはら) ">M.H.さん"
>製作者側でそこまでしっかりとは設定していないのが実態かもしれません。
こっちかな。まぁでもそんな細かくやる必要もないでしょう。となるとどうしてもまた「もう少し分かりやすい方がよかったんでない」って思うわけですが。

>ただ(有料の)別メディアが前提になるのは大いに減点対象とします。
当然ですね。恐らく「画期的な企画」としてテレビ・劇場同時スタートに踏み切ったんでしょうけど、アクセシビリティに差があるのは当然問題。

>よろしければ確認させてください。
健康ランドにいた男たちの気持ち悪い度合い、もっと言えばアイドルたちが苦痛に感じる度合いの分量の問題ですね。
僕自身の感想としては、現状くらいの塩梅でちょうどいい(辛い仕事だったと過去の話にできる)と感じています。ただ、現状でも「これやって面白くなるの?」となる人たちもいるようです。
また、M.H.さんの話だと「どうにか折り合いをつけてアイドルたちが苦痛に感じる度合いを減らす」ことを行うんだと思うんですけど、その路線でドラマを作っていくなら恐らくかなり根気強い継続が必要で、結局男たちを画面に映し続けることで僕らユーザーは楽しい気持ちになれるのか……と。さらに、健康ランドを舞台に成功のきっかけを掴んでいく、というのも、満足なカタルシスを生めないんじゃないかと僕は感じます。

まとめると、物語というのは山と谷を作ってメリハリをつけるものだと思うんですけど、いかに高い山を作れるか、谷においてもいかにユーザーを逃がさないか、これが大事です。
ただこのメリハリも受け手次第。特に今回の健康ランドは間違いなく「気持ち悪い」ので、見る人によって許容度がかなり変わると思うんだけど、その中で僕は現状の塩梅がいい感じということです。
これで大丈夫かな。
2014.01.26 22:05 | URL | #- [edit]
M.H. "谷の解消"
早速の詳しいご解説、ありがとうございます。

> 現状くらいの塩梅でちょうどいい

承知しました。
個人的には、お色気に喜んでいる一般客をそれほど気持ち悪いとは思わない(そういうものと割り切っている)ので、もっと増やしてもよいかと思いました。あくまで素人の無茶振りの一種です。


> 谷においてもいかにユーザーを逃がさないか、これが大事です。

なるほど、同意します。
WUGは3話時点で本格的な谷は各話で解消していて、(まゆさんのはまだ準備段階)堅実・無難なつくりだと思います。

D.C.シリーズ(確かD.C.SS)で3話くらい行き違いでギクシャクした展開があって見るのが少しつらかったことがあるのを思い出しました。
別の例では、琴浦さん1話の鬱展開をもっと長くやって欲しいという感想を見て、あれは1話で一旦切るのが良くて、2話以降も引っ張ると無駄に脱落する人が増えそうだと思いました。
2014.01.27 22:06 | URL | #XMatgrFs [edit]
神酒原(みきはら) ">M.H.さん"
なるほど、それほど気持ち悪いと思わなかったからああいう提案が出たのですね。納得。
ただ、作り手の意識としては恐らく「気持ち悪い」つもりだったんじゃないかと思います。そういう作り方でしたし。

>D.C.シリーズ(確かD.C.SS)で3話くらい行き違いでギクシャクした展開があって見るのが少しつらかったことがあるのを思い出しました。
へぇ、なるほど。『D.C.シリーズ』はひとつも見てないですけど、そんなことが。このアニメシリーズはいい意見を多く聞きませんね。
近い例だと、僕が一番強く感じたのは『夏色キセキ』かな。ギクシャク展開は1話だけで次の話数で解決したんだけど、第1話の冒頭からでしたので「おっ」と面食らいました。全体ではとても好きな作品ですけど、当時はこれで逃げた視聴者が多かった印象です。

『琴浦さん』は同意。
あの鬱展開はとにかく引き込まれてしまう衝撃的なものだったけど、最後の真壁くんの脳内お花畑があったおかげで一気にストレスから解放され、とてもいい意味で「ふぅ」と作品世界から抜け出せました。第1話を見終わった直後は妙に笑顔になってしまった記憶があります。
2014.01.28 00:16 | URL | #- [edit]
M.H. "ギクシャク展開"
> 近い例だと、僕が一番強く感じたのは『夏色キセキ』かな。ギクシャク展開は1話だけで次の話数で解決したんだけど、第1話の冒頭からでしたので「おっ」と面食らいました。

「夏色キセキ」の冒頭のギクシャクは、大好き(多分ゆり的な意味でない)だから離れたくない、やつあたり的心情が底流に見えたので、私として不快感はありませんでした。感想ブログで結構不評だったのを意外に思ったものです。もちろん底流に何があろうとギクシャクは見たくないという要望はアリと考えます。
D.C.シリーズの場合はその種の心情が全く見えない(多分あえて表現しない)所が私的につらかった所です。

「琴浦さん」は、谷がしっかり作られているので山が映える良い例だと思います。
これを機に保存してあった録画を見直したのですが、丸1年で随分記憶違いしていました。画面がパリンと割れて色が付く、この作品で1番と言ってもよいほど特徴的な場面、1話の最後と記憶していたのは前半の最後(OPの直前)でした。1話は、前半 ⇒ OP ⇒ CM なので、Aパートの終わりではなくアバンの最後と言わないといけないでしょうか。また白黒から色が付いた、は勘違いで、彩度は相当落とされていましたが琴浦さんの顔周辺を中心に色はありました。

2014.02.02 21:21 | URL | #XMatgrFs [edit]
神酒原(みきはら) ">M.H.さん"
感想ブログで不評だったのは、いきなりのギクシャク展開に加え、お石様という非現実的なファクターが受け入れられなかったことが大きかったように記憶しています。むしろあれは喧嘩していても心をひとつにできる4人の絆なんかも見えて第1話だけでもいいギミックだと思っているんだけど、悪い意味でも驚きが勝った人が多かった、みたいな。

>これを機に保存してあった録画を見直したのですが、丸1年で随分記憶違いしていました。
言われてみればそうだw
CM前でしたね。この切り替わるシーンが印象的すぎて、1話の最後って記憶違いをしてしまったんでしょうかね。それほどいいシーンってことでもあるんだけど。
谷がしっかり作られているので山が映える良い例、同意です。山がいいことが大事なんだけど、そして『琴浦さん』はもちろん山自体もいいんだけど、谷こそ素晴らしいと言える稀有な作品かもしれません。
2014.02.02 22:14 | URL | #- [edit]
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