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とある飛空士への恋歌

とある飛空士への恋歌 第十話「勇気の飛翔(そら)」 感想!

今回は少し批判もあり。

 
 
 
納得できない点
先に言っておくと、今回も面白かったです。
ただ、どうしても看過できない点があったので、まずはそっちについて書いてみます。

ソニア教官のことなんですけどね。

あそこの、ソニア教官が「出撃すべきでない」って言って、ノリアキたちが逃げるか戦うかの悶着をするところ。
ソニア教官の言うことはもっともだと思います。まだ課程を修了していない学生を戦場に出すのなんてそもそもがおかしいこと、技術の足りない者を頼りにする時点でも戦術として二流でしょう。
上層部の無能を学生に押しつけていいわけがない。

ただ、なぜソニア教官が階級章をむしり取るシーンを入れたんでしょう?
これって「かっこいいシーン」として入れてますよね。もちろんかっこよかったんだけど、このシーンがかっこいいものとして成立するにはその場にいる学生が全員避難して助からなければならない。ソニア教官はあくまで個々の意思に任せてましたけど、物語的には、全員が逃げるべき。

でもノリアキたちは戦いに行くことを選びましたよね。
死ぬために行くならそれは英断ではなくただの無謀。つまりノリアキは観測機の直援任務をまっとうするつもりでいる。
もしまっとうできるのなら、それは学生だろうが戦地に行くべきです。ここでソニア教官の「学生を戦わせるべきではない」という考え方とぶつかってしまう。

結果、なんだかソニア教官が1人芝居しているように見えました。

男どもだけで出撃する流れもなんだか気に食わないです。
守りたいから飛ぶ……というのは一見かっこいいですけど、別に彼女らは守られるためにここにいるわけじゃないですよね。飛空士になるため、戦うためにここにいるんです。
戦うなら、共に並び立って戦うべきなんじゃないですかね。

ミッちゃんがチハルを守って1人で散ったのは、腹に弾を食らってもう帰還できないから。その前にこの2人は共に死ぬ覚悟で照明弾を撃ちに敵陣の只中へ突入したじゃないですか。これこそ本当の絆なんじゃないですかね。

イグナシオも言っていたじゃないですか、カルエルはクレアの空を飛ぶ夢も奪ったって。
彼女たちだって男どもと同じなんですよ。空に憧れ、イスラのために戦うためにここにいる。
それなのに「男が戦って女は守られる」なんて展開、男気のよさを見せたかったんだろうけど、かえって男尊女卑になってます。

整備科に行かざるをえないアリエルを守るためにカルエルが飛ぶ……という部分だけは納得ですけどね。
この辺がどうにかなれば空戦シーンももっと盛り上がったのにな、と思った次第でした。

男たち
でも男たちはかっこよかった!

まずは最初の殴り合いのシーンなんですけどね。殴り合いっていうか、一方的でしたけど。
どうでもいいけど野郎の殴り合いシーンで至高なのは『鉄のラインバレル』。「俺のことなんかを、言い訳にするなぁぁぁぁぁ!」は今でも脳内再生余裕です。

本当に、ナイスイグナシオでした。
タイミングがとにかくニクいなぁ。
イグナシオって、とにかく謎だったんですよね。だけどここ最近のうちに、クレアの護衛だということが分かり、さらには「自分で献花してこい」って花束を突き返すシーンやアリーをフォローするシーンまであった。
おや、いいやつ……? ってなってた時、今回、アバンでイグナシオの回想。皇帝を、そしてカール・ラ・イールを憎んでましたね。カルエルがニナ・ヴィエントを憎むように。

でも彼は成長するにつれて本当に大事なのはなにかを知ったようで、それで今回の説教ですよ。
いやかっこよかった!
お前なんかよりアリエルやニナの方がよっぽど根性がある。
その通りだ! いやぁスカッとしましたよ。ヘナチンのカルエルに痛恨の一撃。いや、何発ももらってるけど。とにかくいいシーンでした。

その後の空戦シーンも、前述の通りその前のシーンが納得いかないんだけど、なかなか素晴らしい出来じゃないですか。
やると決めたらやる、守ると決めたんだから戦う。
最初はテンパってしまうんだけど、一度雲の中に逃げたら冷静を取り戻すノリアキもいいですね。
今、やれることがあるからと突っ込む引きも素晴らしい。たぶんこれ、敵の観測機を撃ち落としに行ったんですよね? 次回の展開が楽しみだー。

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