魔法科高校の劣等生 第1話「入学編I」 感想!
またこれはなんともクセのある……w
第一印象
人気作ということで、けっこう期待していました。
原作を読んだことはありません。この作品の存在を知った時点で、なんかアニメ化されそうだな、って雰囲気があったのでw
この手の人気作で気をつけないといけないのはネタバレですねー。比較的安心な感想ブログでもさらっとネタバレが書いてあることがあるので、ブロガーさんたちには注意して欲しいな、と思いつつ。
なかなか面白いと思いました。
第1話は世界観の説明、キャラクターの顔出し、それからアクション……といった感じでしょうか。突出したものは感じなかったけど、これから突出していくんだろうなと感じさせます。
主人公のキャラは……
今から俺TUEEEEEしますよ、って顔に書いてある感じ?w
真面目で妹想い、堅物かと思えばそれなりに社交性もある、状況判断能力にも優れ、強い。
完璧超人ですなぁ。
今後好きになれるかどうかは本当に今後次第って感じ。今のところ、見ていてスッキリはしますね。
メインヒロインは妹、と。
一部メインキャストのせいで同じ電撃文庫原作の某妹アニメを思い出してしまうところだけど、なるほど、ブラコン全開妹ねw
兄を誇りに思っていて、兄を誇りに思う自分の気持ちも肯定していて、あけすけがないのは清々しいですね。親がどうこうのシーンで背中を預けたところはなかなかグッときました。
つまりはまぁ、主人公とメインヒロインの関係がわりと完成された状態からスタートってことなんだろうけど、どこにカタルシスを持ってくるかですかねぇ。
痛快なストーリーで魅せる、というわりには、周りのキャラクターがラノベらしくキャラキャラしてたし。まぁきっとそこは面白いんだろうと勝手に思って、勝手に次回も期待しておりますw
魔法やお話について
お話の作り方について、起承転結の「起」がところどころ抜けているのが少し気になりました。
例えばお家でのシーン、「深雪がなんかあって不機嫌になった」というきっかけのシーンがありませんでした。
ブルームとウィードがぶつかるシーンでも、いきなり喧嘩のシーンから始まっちゃって、けっこうビックリ。
そこまで気にするところではないかもだけど、今後これが続くと見づらいかもなぁ。
気になったのはもう一点。
「最も差別意識があるのは差別される側」というのは確かによく言われることで、僕も自分の専門(言語学)を学ぶ際にけっこう意識した点ですが、作中の様子を見ると一番差別意識持ってるのがブルームの連中だったという。
ウィードの生徒は今のところ主人公含めて4人いますけど、ウィードだからと気にした様子はないですね。反対に、ブルームの人たちは上から目線の選民思想。
達也の言っていることと真逆の状況があるんだけど、意図してのことなのか、ただソレっぽくてカックいいセリフを言わせてみたかっただけなのか。後者のような気がしてる。
魔法についてはまだよく分かんないですね。
でも『魔法戦争』みたいに詳しく説明する気もなさそうですし、肌で感じてくれというスタイルなんでしょう。原作ではたぶんきちんと論理立てて設定されてそうだけど、アニメでは気にしなくてもいいはず?
アクションは素晴らしかった!
師匠との組手シーンのクオリティは高かったなぁ。作画がいいのはもちろん、カメラワークや動きにもきちんとこだわりがあって、とにかくかっこよかったです。
エフェクト頼りじゃないアクションはいいですねぇ。
たぶん今後はエフェクト頼りもそれなりに増えてくるでしょうから、今回のアクションはよく目に焼き付けておこう。これレベルのものは恐らくもう見られないや。見られたら嬉しいですけどね。


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