ハイキュー!! 第1話「終わりと始まり」 感想!
予想以上に素晴らしかった。
第一印象
作品に関する予備知識はほぼゼロです。
バレーやる作品なんだな、ってくらい。
なにこれ面白い……!
ストーリーよし、つかみよし、作画よし。
さすがに驚きました。これは予想以上に面白いものが来たな、と。
まずなんと言っても作画ですよ!
I.Gの本気が始まってしまったなぁ。僕も一応バレー経験者なんだけど、バレーボールの動きが本当によくできていて、その上で疾走感やスパイクの重量感なんかも素晴らしくて、圧巻でした。
作画がいいに越したことないのはどの作品でも同じだけど、スポーツアニメでこれだけすごい映像だとそれだけで溜め息が出ます。
I.Gさんや、『ダイヤのA』にもそれくらいできなかったんだろうかねぇ……。あれはあれで不満はないけどさ。
演出でとにかく特徴的なのは、実際の人間の目で見ているようなカットが多いことでしょうか。バレーボールがどんな風に接近しているか、というのがよく分かっていいですね。原作からこういうカットあるのかな。
お話としては、のちの黄金コンビの出会いの話……といったところでしょうか。
OPで一緒に「よっしゃー!」ってやってるところを見てからだと、なんかいい意味でムズムズしますねw 導入で1話まるまる使ったことになるけど、とても大事な導入だったので、よかったと思います。お話もとても面白そう。
まだ負けていない
主人公、気に入りました!
とにかくバレーが好きで、かつて見た烏野の「小さな巨人」に憧れて、いつも一生懸命練習していて、やっと出られた中学最初で最後の公式戦。
負けて当たり前の試合だからと言って、そんなことでは諦めない。必ず勝ちに行く!
真っ直ぐでいいじゃないですか。応援したくなる主人公、ってやつですかね。
完全に戦意喪失した1年に言った言葉が本当によかったなぁ。
だってまだ負けていない。
いやその通りですよね。なんか、上手く言葉で説明できないんだけど、スポーツとはかくありたいものです。最後まで足掻いてこそ、見えてくるものもあるというものですよ。
そこに相手校の王様さんが共鳴しちゃう流れが面白い!
意識が高すぎたせいか、飛雄はどうもチーム内で孤立してしまっているようです。
いちいち厳しすぎる面はあるものの、飛雄もなかなかの熱いものを持っていますね。
下級生にビシッと言ったシーンはかっこよかったし、相手がチビだとしても「俺が勝つ」と本気で宣言するところもいい。
ワンタッチのボールを追いかける・追いかけないのシーンの対比は痺れたなぁ。確かにあれは怒るわ。
なんだか県予選の優勝候補校でもあったみたいだけど、それも去年までの話のような気がしますね。
ミスだけで入っている点数、って説明があったけど、だいたい7-23くらいでしたっけ? あれだけの実力差があって、ミスを誘発するような本気も出していなくて、それで7点もミスをしている。油断がそのまま失点になっていますね。そりゃあ飛雄だっていちいち怒りたくなるというもの。
得点マンが主人公校の得点にガッツポーズしちゃったシーンが実にいい!
応援したくなりますもんね、弱くても、本気で戦っているチームは。
翔陽の諦めない姿勢に、飛雄が共鳴。
整列も忘れて「3年間なにをしていたんだ!」と声を荒げるシーンはグッときました。
あれだけの実力を持ちながら、こんなところで燻っているのが許せなかったんですね。
こういう2人ってなんか、犬猿の仲から始まる……みたいなパターンが多いような気もするんだけど、いきなりお互いの強さを認め合ってて面白いですな。
同じ高校に入って、どんな化学反応を起こすのか楽しみです。


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