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ダイヤのA

ダイヤのA 第33話「金のなる木」 感想!

心臓が震えた。

 
 
 
強敵・薬師
今回は試合前の両校の様子。1話だけだけど、こうやって試合前の様子が見られるのもいいですね。

というわけで、薬師の様子も描かれました。
……練習ではバントをする薬師w
いやね、これは驚きますよね。僕はなんか、大筋以外はストーリーわりと忘れてるんだけど、薬師のこの練習は印象的でよく覚えていました。

このシーンを見た時に、「このチームは強い」と本気で戦慄したものです。
市大三高を破った時も、もちろん「強い」と感じさせたけど、どちらかというと勢いに乗せられたところもあったんですよね。実際、乱打戦でしたし。
だけど、バント練習の風景は、冷静に思い知らされました。
こいつらは勢いだけのチームじゃない。まぐれではなく、その間違いない打撃力でここまで這い上がってきたのだ……と。

雷市のハングリー精神にも驚かされました。
幼少期からのバッティング練習もそうだけど、市大の真中を「予想通りのすごい投手だった」と評したところがね。

雷市は相手をナメません。
本当にいい球を投げるピッチャーは、対峙するバッターとして、本気で尊敬するのでしょう。
本気で尊敬するから、決して見下したりしないから、全力でぶつかっていく。手ぇ抜いたりなんかしたら勝てないから。
だから、打ち崩した真中に対しても「すごい投手だった」と評すことができる。

でもそこには、「予想通り」がつくんですよね。
確かに尊敬するんだけど、そのすごさはイメージトレーニングのピッチャーに「匹敵」するのであって、「超越」するわけではない。
そこが、雷市の本当に怖いところ。
相手のことを認めつつ、でもそこを乗り越えていけるだけの自信と実力がある。とんでもないバッターですな。

実際、青道高校眼中ナシみたいな発言を親子でしていたけど、轟親子はどちらも青道の研究に余念がないのでした。
しかも雷市は、降谷の剛速球を警戒すると同時に、画面から見えない沢村の脅威も感じ取った模様。……なんか、2球目から打たれてしまいそうな、根拠はないんだけど、そんな気迫を感じてしまいました。

燃え上がる青道
「うわ、薬師戦やばいんじゃね……?」なんていう雰囲気を出しておきながら、青道の様子が映されると、やっぱりこいつらは只者じゃねぇ、と思わされるのでしたw

団結力は過去最大級じゃないですかね。
もともと団結力はあるし、あるから勝ててきたんだけど、今回は今までの比じゃない感じがします。
……ひとつは、轟親子の発言ですねw 整列の時に一斉に雷市を睨みつける青道がおもしろ恐ろしいw これにはさすがの雷市も汗ダラダラw

そして、僕が地味に感動したのは降谷でした。
試合が始まる前、御幸が沢村と降谷に「今日の試合はとにかく、後ろの投手につなげることだけを考えろ」って言われて、なんと降谷は沢村より先に頷いているんですよね。

驚きました。
1人も打たせない、全打席投げ抜く、とか言って聞かなかったあの降谷が、継投を前向きに捉えている!
……明川戦が勉強になったんだろうなぁ。気持ちばっか強くても試合に勝てるわけではない、っていうのを、やっと分かったのでしょう。
降谷自身は認めないだろうけど、あとを任されてくれた沢村がすごく心強かったのは間違いないだろうしw

そして、薬師にメラメラなのは青道の全員がそうだとして、一番腹に据えかねているのは伊佐敷ではなく、直接眼中ナシ宣言を食らった投手4人。

降谷、そいつを、ねじ伏せろ。
マウンドにいない3人の息の合った心の声に、心臓が震えました。
なんというかね、「アニメ見ててよかった……!」って思ったw 声優が声を当てることをときどき「命を吹き込む」って表現するけど、まさにそんな感じ。声って偉大だなぁって感じます。

青道の投手陣は攻めの継投ができるのか?
青道打線はどれくらいの点を稼ぐことができるのか?
春っちに代打の指令は来るのか?(重要)

いよいよ次回から試合開始!
盛り上がりは最高潮、とてつもなく楽しみです!

整理
野球アニメ、しかも舞台が名門校ということで登場人物が単純に多いので、ちょくちょく整理しておこうと思います。
自分用だけど原作未読の方の参考にもなれば。
今後のネタバレはありません。
※ウィキペディアのページはキャラの名前を見に行くだけでもネタバレを踏む(他作品よりもネタバレの危険が高い)ので注意!

過去の整理
※クリックで大きい画像

第31話ver.
市大三高選手情報 第31話ver薬師高校選手情報 第31話ver

第24話ver.
明川学園選手情報 第24話ver米門西高校選手情報 第23話ver

一軍背番号         第19話ver.
青道高校選手情報 一軍 背番号           稲城実業高校選手情報 第19話ver

第18話ver.         第15話ver.
大阪桐生高校選手情報 第18話ver   青道高校選手情報 第15話ver 先輩たち

第14話ver.    第12話ver.
マネージャー   二軍 黒土館

第9話ver.    第6話ver.                 第4話ver.
青道その他   二、三年生チーム 一年生チーム   一年生 一軍 その他

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2 Comments
七森学園4番剛田 "タイトルなし"
ご感想拝見しました

今回アニメでの声の演技と追加されたオリジナルシーンがよかったと思います

>降谷、そいつを、ねじ伏せろ。
この三投手の掛け合いはすばらしいですね
青道内でも特に(降谷含め)四人が同じ投手として
志を等しくしていることを感じさせてくれます

ほかには轟監督のぼやきやおちゃらけているときのトーンと
真剣なときのギャップが只者でない感じを出していて良かったです

また、原作には無かった、雷市は栄養補給の時間だという轟監督の説明ですが
(これは自分の深読みかもしれませんが、)
雷市の野球に対するハングリーさと実際のハングリーさ(空腹)にかけて
「栄養補給=青道のデータ分析」という上手い暗喩だと思いました
2014.05.27 00:13 | URL | #- [edit]
神酒原(みきはら) ">七森学園4番剛田さん"
>この三投手の掛け合いはすばらしいですね
勝利のための継投、4人全員がそれをしっかり認識している感じがしていいですね。
薬師を打ち破るには継投で攻撃的につないでいくしかないのなら、4人全員のボールでねじ伏せる。先発の降谷へかける3人の想いの強さが本当によく感じられます。

轟父ちゃんは、なんというか、「只者ではない」というより、「本当に野球のことしか考えていないからこそ恐ろしい」と感じました。
たぶんこの人、真面目に駄目人間なんでしょうね。なんで雷市の親権を取れたんだろう……w
だけど野球に関しては超本気で、この人には野球しかないからこそ、こと野球に関しては最強に怖い、そんな感じ。

>また、原作には無かった、雷市は栄養補給の時間だという轟監督の説明ですが
あ、これ原作になかったんですねw 本当にだいぶ忘れてるなぁ。
このシーンはその分析で間違いないと思いますね。確実に暗喩になってました。
2014.05.27 21:39 | URL | #- [edit]
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