ブラック・ブレット #07「静寂の月夜、夜明けの空」 感想!
携帯電話の使い方。
感想
まぁなんにせよ、とりあえずは……
ティナが無事だったよかったぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
もうね。それだけがとにかく気になってね。
自分でも不思議なくらい、もうティナに助かって欲しくて仕方がなかったんだ。そればっかりを祈りながら『ブラック・ブレット』を見ていたと言っても過言ではないよ!
……いや、過言ですけどw
とにかく、ティナが無事に保護されて本当によかった。
この作品では、夏世ちゃんが死んでしまいましたからね。彼女はとても天晴れな最期で、夏世ちゃんの死はとてもよく描かれていると感じましたが、それだけに「また幼女が犠牲になってしまうのでは……」とガクブルしてしまうわけで。
しかも、敵の手から解放されたティナは蓮太郎の同僚に!
嬉しそうにお茶くみをするティナが可愛すぎる……!
「設定からしてロリコン御用達アニメだなぁw」とか最初は思ってたけど、幼女たちが本当に可愛く描かれていて、そこは素直に感心してしまいます。
ロリコンが無駄にロリロリしてなくて、子どもとしての可愛さを有しているアニメはいいアニメ。……って、僕は思っているw
敵自体は健在だからティナの身も危ないんじゃね?と思ったけど、ティナ自体が化け物クラスの戦闘員なのでそれほど心配することでもないのか。
仕事上の立ち位置としてはどうなるんだろう? プロモーターとイニシエーターって2人1組だよね。
ともかく、ティナも仲間に加えての新章、楽しみです!
OPの最後の超絶カックイイ集合カットの面々が揃うのはいつかな!
作劇の粗
わざわざ文句を言うもんでもないけど、さすがに今回はちょっと目に余ったので、書いておこうと思いました。
今回のお話、素直に面白かったんだけど、「さすがにもっとどうにかならないか……?」と思ったシーンがいくつかありました。
未織との電話シーンがその代表格です。
アニメ見てると、携帯電話ってよく登場するんだけど(これ自体は当たり前)、「え、そのタイミングで電話取るの?」っていうのがけっこうあります。
今回のは特に酷い例です。
ティナとの一瞬も気を引けない駆け引きの最中において、携帯電話に出られるわけがない。一気に緊張感がなくなってしまう、非常に悪い作劇でした。
では電話しなかったら未織と連絡つかなかったのではないか、ということになるけど、別に「着信が来る→取る」っていう流れにしなくてもいいんですよね。
もともと仲間なんだから、最初から通話をつないだ状態でイヤホンマイクを装着していればいいじゃない。ティナの熱源探知を担当していたのならなおさら。
しかもその熱源探知だって、「同じフロアにいる!」→上でした、という感じに役に立ってなくて、果たして作劇として必要だったのか疑問。
こういうレベルの変な流れがあると、さすがに「ん……?」って引っかかってしまうので、もう少しどうにかして欲しいと思っちゃうなぁ。
あとは聖天子様が到着したシーンだけど、このシーンではティナを助けたかったのか、蓮太郎の位階を上げたかったのか、護衛隊長さんを追い払いたかったのか、とっ散らかってどっちつかずのシーンになっていたように思います。ティナを助けるってのが一番大事なはずで、それなら他の要素は後回しでもよかったやんって感じ。
しかも、護衛隊長さんがやったのは一見なんも間違っていないという。
ティナは最重要捕殺対象だったはずで、そのティナをなぜか大事そうに抱えて出てきた蓮太郎を見て、代わりにティナを撃った護衛隊長さんは正しい。むしろ蓮太郎ごと撃たなかったのが不思議なくらい。その前に蓮太郎が「捕殺の必要ナシ」みたいな連絡を飛ばしていたなら別だけど。
でも作り手としては「護衛隊長てめぇぇぇぇ!」なシーンを作っているつもりのはずで、なんか外れているなぁ、という感じ。
これまでも細かい点ではいくつかあったんですけどね。
今回ばかりは無視できるレベルじゃなかったんで、書いておこうと思いました。


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