魔法科高校の劣等生 第10話「九校戦編III」 感想!
この作品は演説がいちいち素晴らしいなw
動かなくとも楽しいストーリー
さて、3話目に入ってもなかなかストーリーが進まなかったわけですが、今回は前2話に比べてかなり面白かった!
前2話も面白かったですけどね。今回は「いよいよ始まるんだ」という感じがよかったのと、それぞれのキャラクターのやり取りがすごく面白かったのとで、かなり満足です。
……そして、理事の挨拶がわりと真面目に素晴らしくて驚いたw
最初になんかよく分からん魔法を仕掛けた時は「なにしてんの?」って思ったけど、そのあとの激励の言葉がいいですねぇ。
魔法に気づけたのは5人。
今の魔法に悪意があれば、その5人以外は対処ができなかったであろう。
こういった魔法にしっかり気づけるよう、そして魔法を手段として発展させていくよう、工夫を凝らして欲しい。
……うーん、魔法を学ぶ学生へ向けた挨拶として、申し分ない説得力でした。達也が唸るのも、拍手喝采も納得です。
七草会長の演説といい、壇上のシーンがいちいち素晴らしい。バトル作品としてはどうかと思わなくもないけどw
前回ラストの自動車は、やはり襲撃でしたね。ただし、達也にしか気づけないほどの高度な魔法だったようです。
この襲撃と、幹比古が対処した3人はつながりがあると考えていいんでしょうね。
普通、こういった事件が起きると学校のイベントは中止になりそうなものだけど、参考にしたらしい『ハリー・ポッター』のトライウィザードトーナメントでは続行したんですよね。この作品ではどういう展開になっていくのだろう。
渡辺委員長が魔法使用を止めたのは、無闇に発動すると相互干渉により悪影響になってしまうから、ということでした。
なるほど、あの状況で止める理由があればこれくらいじゃないかなと予想はしていたけど、ここで判断力の差が出たわけですね。
桐原が言った通り、手を下げた服部はむしろ判断力に優れていたということ。達也以外には負けなし、ってのは伊達ではないですな。
でも、雫ちゃんは判断力足りない側だったわけか……。一年生だから仕方ないとは言ってもちょっとショックや……。
そして、どんな風に二科生の愉快な仲間たちが参戦してくるのかなと思っていたんだけど、なるほどスタッフとして潜入するわけかー。
エリカの「家の事情で連れてこられた」ってのと「家のコネを使った」ってのがどうも矛盾しているように聞こえるんだけど、後者ははぐらかしたor美月たちまで連れて来れたのはコネを使ったから、ってことかな。
最後の幹比古のシーンを見ると、やはり彼の能力や家の事情なんかがストーリーに関わってきそうで、そうなるとエリカも否応なく関係してくる、というわけか。
九校戦と並行していく感じ? なんでもいいけどエリカ関連のストーリーなら大歓迎だぜー!
キャラクターのやり取り
「珍しいね。マサキが女の子に興味を示すなんて」(意味深)
ブラッディなプリンスさんも登場。どうやら深雪に興味を持ったようなんだけど、普段はどんな対象に興味を示すんだろうね(ぇー
理事が言った魔法に気づいた5人、には入っているんだろうな。
今回印象的だったのは、やっぱりエリカかなぁ。色眼鏡抜きでね。
どういった事情なのかは分からないし、この九校戦編で判明するかどうかも分からないんだけど、どうやらこの会場に来ているのはエリカ自身の意志ではないらしい。
そして、そのことに少なくとも喜んではいない。幹比古も同じでしょうね。
ただエリカはけっこう考え方が逞しい感じで、どうせここにいなくちゃいけないのなら楽しんでやるぜー、ってスタンスのようですね。
幹比古に対する意地悪も、きっとそういう気持ちから来ているのでしょう。
メイド服も可愛かったしw やはりこういう、ミニスカでもなく開襟しているわけでもない、ちゃんとしたメイド服が一番いいよねー。
ただ、可愛かったんだけど、それはメイド服を着て楽しんでいるエリカが可愛かったのであって、エリカに似合っているかというとそうでもないw ホテルのロビーで会った時のラフでさっぱりした格好が一番似合うわー。
そういう、逆境や楽しくない状況も上手くサバいてしまうのがエリカなんだけど、それでストレスが全部消えるわけではないようで。
達也に愚痴をこぼしていましたね。
達也は事情を詳しく聞いてこない、ってのが分かっていたのでしょう。達也くんは冷たいから愚痴をこぼしやすい、惨めにもならない、っていうのは「なるほど」と思いました。それでいて、仲間や友達のことを見捨てるわけでもありませんからね。
達也は優秀なウミウシや。
さて、思わず達也の胸を借りてしまったエリカだけど、これがどう影響してくるのか、あるいはしないのか。
九校戦の結果とかシンジケートの暗躍とか、その辺の話よりもエリカの方が気になって仕方がないぜ!(オイコラ
印象的なのはエリカだったけど、楽しかったのは女子風呂。
主人公があの達也なので、覗きとかそういう男がらみのお風呂イベントはありませんよ、と。うんうん、女の子空間を大切にするのはいいことだ。ただ、この作品に関しては、達也とレオと幹比古の裸の付き合いもちょっと見てみたかったなw
なぜか女の子同士の体に欲情し始める、一校の看板を背負って立つ代表選手たち。
いいと思いますっ!
そういうノリも面白かったけど、深雪の体がガチでスタイルよく描かれていたのが素晴らしかったなぁ。この辺は作画の勝利だよね。大きいんだけど大きすぎず、スレンダーなんだけど出るトコはしっかり出てる、なんとも言えない女体の神秘を感じました(大真面目)
でも僕の目線は雫ちゃんへ吸い寄せられていくのであった!
胸のおっきいほのかちゃんを見捨てて風呂場を離脱したと思いきや、1人でサウナを楽しみ、そのあと普通に戻ってくる。このマイペースっぷり……コイツできるぞ……!
というわけで、なんだかマジでお気に入りになってきたのでした。
サウナ、ってところがまた個人的によくてね。僕もサウナが好きなんだよね。お金ないから温泉とか滅多に行かないけど、行くなら必ずサウナに時間をかけるね。
でも雫ちゃん、胸が小さい原因の一端はもしかしてサウナ好きってところにあるんじゃ。サウナって超汗かいて代謝をガンガン上げるから、筋肉がしっかり働くようになり、その結果脂肪も燃えやすくなって、んで女の子の体で脂肪というと……
でも大丈夫! 雫ちゃんのそんな小さくてスレンダーな体にも需要はあるよ! 小柄な女の子ってのは可愛いからね! 戦闘も前提になる魔法を学ぶ学生となると余計な脂肪は逆に邪魔だもんね! 代謝を上げまくって競技で好成績だー!(乱心)
……あ、サウナで胸が小さくなるというのは暴論ですw
ちなみに、サウナに入ると脂肪が燃焼されるというのはウソですよ。脂肪が燃焼されやすい体が作られるので、結果的には燃焼されるかもですが、運動しなければ燃焼されないのです。
とまぁ、今回はキャラクター描写が軒並み面白くて、とてもすべては語り切れないね。
さすがに事件なり大会なりが動いてくるであろう次回がとても楽しみです。
アクション面では、エリカや雫ちゃんはもちろんとして、アクション的な活躍のない七草会長、渡辺委員長、それから森崎くんの見せ場も期待したいな。
注意事項
記事内でこんなことを書くのは、読んでくれる方々にとっても楽しくないことだと思うので、これで最後にします。
僕はネタバレにかなり敏感な方で、コメントに関しては、投稿欄の上部に注意文を掲載しており、どの記事に関してもネタバレと判断されるコメントが投稿されると削除することにしています。
そして、『とある魔術の禁書目録』や『ソードアート・オンライン』などの人気ラノベのアニメ化となると、他の作品よりもネタバレコメントを書きたがる人がどのブログにおいても急増します。
『魔法科高校の劣等生』に関してもそうでしょう。すでに僕自身、何度かネタバレを食らっております。
なので、この作品の記事においては、ネタバレに関してはかなり慎重になっています。
具体的には、作品の未来に関することは一切書かないでください。
例えば、具体的な内容を示さずとも、「~~の活躍があるよ!」的なコメントもネタバレになります。先の展開がある程度分かってしまうからです。
原作内容に触れる場合は、あくまでアニメの描写の理解を助ける範囲でお願いします。
……でも、コメント自体は大歓迎!
人気作ですし、ファンも熱心な方が多いでしょう。だけどなかなか語る場所がない、という方も多いはずです。
ネタバレにさえ気をつけてもらえれば、うちのコメント欄で熱く語ってもらっても、まったく構いません。むしろ語り合いましょう。


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