涼宮ハルヒの憂鬱 第1期BD-BOX 感想!
第1期だけをまとめたBD-BOXが出たじゃん? あれを買ったので、感想書きます。
はじめに
すでに1期&2期をまとめたBD-BOXは出ていますが、次回予告ナシ仕様らしいので今後も手を出すつもりはありません。と言っても、放送時に次回予告なかったので、しょうがないとは思うんですけどね。2期もなんらかの形でパッケージが欲しいのですが……、とりあえずは1期からということで。
というかこのBD-BOX、
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放送順での収録ですよー!
これを待っていた、という感じがしますね。
時系列順もいいですが、やはり当時を知っている身としては時系列シャッフルの放送版が至高だったわけで。フトコロが吹雪でしたけど迷わず購入しました。
と、ここでハルヒの思い出をちょっと語っておくと。
『涼宮ハルヒの憂鬱』、僕がアニメにハマるきっかけになった作品だったりするのです。
アニメにハマるきっかけになった作品、というのは人それぞれあると思うけど、『ハルヒ』がそうだ、という人はきっと多いことでしょう。僕もその1人。
作品の出来がいいということに加えて、思い出深い作品でもあることから、僕の中で『ハルヒ』の存在はかなり大きいのです。
「エンドレスエイト」も楽しかった。
『消失』は最も気に入っているアニメ映画のひとつ!
さらなる映像化を今も待ち望んでおります。
こうやって金も落としたし、よろしくオナシャッス!
時系列シャッフル
今思えば、いろいろな仕掛けに挑戦していた『涼宮ハルヒ』。
「エンドレスエイト」は失敗に終わったと言っていいかもしれないけど、これほど挑戦に満ちていた作品は後にも先にもない気がしますね。
そして、『ハルヒ』を最初に有名たらしめたのがこの時系列シャッフルという破天荒な取り組み。
……今見てもこれは酷いw
いきなり「朝比奈ミクルの冒険」から始まるし、少し進んだら話が飛ぶし、戻るし、閉鎖空間は終盤にしか出てこないし。
なぜか横で一緒に見てた母が「まとめて!」って叫んでしまうほど。
でもこれが、懐かし補正もあってとても面白かった!
ハルヒとキョンの掛け合いが楽しい次回予告も、この時系列シャッフルがあったからこそですよねぇ。
放送の話数ではなく、時系列順の話数を言ってしまうハルヒが面白いのなんの。第12話「ライブアライブ」だけ合うっていうw
いやぁ。
『ハルヒ』ってやっぱりすごいなぁ。
なんて、しみじみと思ってしまいましたよ。
内容
内容についても、やはり今見ても他のアニメを圧倒する出来で、本当に面白かった!
何度も楽しめる作品だと感じましたよ。
作画についてはもちろん、さすがの京アニということで素晴らしかったんだけど、これはさすがに2006年クオリティだったかな。京アニ作画が爆発的にすごくなったのは『CLANNAD AS』からですねー。
だけども、キャラクターに演技をさせるという意味での作画は本当に一級品。京アニが真に優れているのはここですよね。ハルヒも長門もみくるも、みんな可愛かったー。
演出面では、時系列シャッフルばかりが話題に上がるけど、各話の絵作りも本当にしっかりしていて改めて唸らされました。
説明的ではないのに情報量が上手くまとめられていて、面白いカットも多く、それぞれのカットやモンタージュがしっかり分かりやすい。最近の京アニ作品には少し足りないところかなー。
特にヤバかったのが、「サムデイ・イン・ザ・レイン」。
シリーズ演出を務めていたヤマカンが大暴れした回で、これでもかとフィックス(カメラ固定)演出が使われたお話でした。30分アニメ史上、一番カット数が少ないお話なんじゃないかしらw
これが今見ると面白い面白い。やっぱりヤマカンが抜けた穴は大きいなー。すごく余談だけど劇場版『WUG!』は素晴らしかった。
坂本一也とかの力も大きいかもね。
この頃に活躍していた演出家の名前を見られたのも楽しかったです。
本当はもっともっと感想あるんだけど、今回はさらっとだけまとめてみますか。
とにかく、買ってよかったBD-BOXでした。
あと僕はやはり長門が好きだ。


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