Free!-Eternal Summer- 最終回 感想!
しばらく感想書いていなかったけど、最終回はしっかり書きます。
これまで
えー。
第4話まで感想を書いていて、そこからは完全に更新がストップしてしまっていたのでした。
京アニのアニメだし、ここで簡単に説明しておくと、仕事で早く出勤するようになって朝の時間が取れなくなりましてね。まぁそれも頑張ればどうにかなったんだけど、一度ストップしてしまうとなかなか復帰できないというか。そのまま最終回終わってしまったという。
『Free!』は書き続けたかったんだけどなー。
気合い入れ直して!
えーさて、第2期でしたが、正直に言うと地区大までは少し失速してしまったかなと感じていました。
渚回は「渚を掘り下げなきゃ!」感が強く出すぎてしまってたし、試合描写がそれほど面白くないしで、まぁ普通に面白いんだけど、1期の熱狂を思い出すと「物足りないなー」という感じ。
遥がスランプに陥っているのも、見ていて気持ちよくはないですしね。
ただ、凛が遥をオーストラリアへ連れ出した12話は一気に空気が変わってよかった!
凛の言葉どころか、真琴たちの言葉さえ届かない。正直、「この遥はもう駄目じゃね……?」という感もあったんですけど、「世界を見せる」というのは面白いと思いましたね。
悪い言い方をしてしまうと、遥は「井の中の蛙」、自分の世界に閉じこもってしまっていた感があったのでした。第1期だって、「フリーしか泳がない」という自分の世界から「リレーも泳ぐ」ところまで自らを解放できたわけだし。
そこでナショナルチームの練習と一緒に泳いで、自分の夢を見つけた。
いい流れだと思いました。ナショナルチームと一緒のプールで練習、っていうところもクレイジーで面白かったw
余談だけど、凛役の宮野真守は英語上手いですねー。ちょっと羨ましくなるレベルだったよ。
そしてオーストラリア人はネイティブの人がキャスティングされたわけですが、全員しっかりとオーストラリア訛りで喋っていて感心した。
最終回
そして、遥が復帰してからの最終回!
全体的に言えば、いい最終回だった!
……のだけど、試合描写は正直僕の好みではなかったなw
第1期もそうだったけど、『Free!』では大事な試合こそイメージ映像を使いますね。ただ、第1期はそれがストーリー的にもハマっていたんだけど、今回の場合は遥が「タイムにもこだわる」って決めた直後のことだからなぁ、しっかりと「試合」を描いた方がよかった気がするんだよな。
鮫塚と別グループだったのも燃えに欠けますしね。
ただ、試合前と試合後は本当に素晴らしかった!
真琴が夢をしっかり語るシーンもよかったし、4人が改めて絆を確認し合うところも感動した。
来年以降は一緒のチームで泳げない……、それで涙を流してしまうようなチームですよね。本当に素晴らしいチームに成長したと思います。
夜の海辺のシーンは、なんとなく、いきものがかりの『YELL』をBGMに流したくなったw
試合後については、試合結果がしばらく描写されなかった(鮫塚にいたっては不明)ってのは不満なんだけど、実にいい雰囲気だったなぁ。
それぞれが次のステージへ進んでいる様子は、それだけでジーンとくるものがあります。
遥は真琴と同じ大学に進んだのかな? 近くの大学、かもですけどね。
時期部長は、まぁ怜でしょうw 新入部員も入って、ここから第2部が始まってみても嬉しいですね。まぁないでしょうけどね。
鮫塚の新部長は……、まぁ流れ的には分かるんだけどニトリは不安すぎるw
そして最後は、世界の舞台に立った遥と凛。
実に王道、テンプレートと言ってもいいくらいのものでしたが、ラストシーンとしてはこれ以上のものはないんじゃないでしょうかね。「綺麗に〆る」という意味でもベストな感じでした。
全体を通して
サクッと書きます!
全体を通すとですね。
すっごく面白かったんですけど、続きモノとなるとどうしても第1期と比べてしまうものでね。
例えば『DTB』だと、第2期は雰囲気をガラッと変えてきたから「それぞれのよさ」があって僕はどちらも好きなんだけど、『Free!』の場合は雰囲気が同じなんだよね。
第1期よりは見劣りしたかなぁ、という印象。
第1期の最終回にとてつもない感動を覚えたクチなのですが、あれを超える感動はなかったなぁ、という感じ。
もちろん、個々のエピソードはすごく面白かったですし、宗介の話は特に感動しました。第3話の怜のお当番回の出来は1期2期通してベストエピソード賞もの。
だけど、なんか足りなかったなぁ。
何が足りなかったのかと聞かれると、具体的には上手く答えられないという微妙なところなんだけど、こればかりはフィーリングですねー。
つまんなかったわけでは、決してないです。
でも、これにて『Free!』も完結!
第1期の時は「京アニが新しい領域を開拓した」ということで興奮しましたが第2期までやると「近年の代表作」という感じがしますねぇ。
『けいおん!』の時もそうだったけど、女性監督がここ数年の京アニを引っ張ってる印象です。
面白かった!
どちらかというと女性向けアニメではあったけど、男だって燃え展開を存分に楽しめる、いいアニメでした。
京アニトーク
第1話: アニメーションDo?
第2話: 京都アニメーション
第3話: 京都アニメーション
第4話: アニメーションDo
第5話: 京都アニメーション
第6話: アニメーションDo?
第7話: 京都アニメーション
第8話: 京都アニメーション
第9話: アニメーションDo
第10話: 京都アニメーション
第11話: アニメーションDo
第12話: 京都アニメーション
第13話: 京都アニメーション
じゃん!
更新は停止してたけど、担当スタジオはまとめてみたよ!
第1期はどうだったかな。だいたい半分ずつくらいだった気がするから、京アニの担当分が増えたということになりますかねー。
と言っても、完全にどちらかのスタジオで作っていた、というわけではないんですけどね。
あ、今さらながら簡単に説明してみると、京都アニメーションは名前通り京都にあるスタジオで、アニメーションDoは大阪にあるスタジオです。京アニの子会社だけど実質的にはほぼ京アニで、スタッフのクレジットは混ぜこぜです。
ついぞ三好一郎の絵コンテは見られなかったな……。原画は描いてたけど。
『Free!』の監督である内海紘子はDoの所属で、今作は一応Doを中核にして作られていたアニメなんだけど、そのDoからは山村卓也が新たに演出家として台頭してきた感じですね。
内海紘子自身と河浪栄作がすごすぎるんでまだ埋もれてる感はありますが、『中二病!戀』のLite版を任されていたのがたぶん山村卓也、今後に期待ができます。
あとは、雪村愛が絵コンテも切るようになりましたね!
京アニの女性スタッフで監督になりそうな人はもういないかなー、って思っていたんだけどこの人がいました。来年あたりでもう監督やってそう。
作画面では、今まで原画でのクレジットだった瀬崎利穂が作画監督に!
ベテラン池田晶子を補佐につけての作監でしたが、これでまた1人有力なスタッフが増えた、と考えていいんでしょうねー。
楽しみだー。
10月から始まるのは、武本康弘率いる『甘城ブリリアントパーク』!
『氷菓』で見せた手腕をまた見せて欲しいですね!
キャラデザ・総作監には『境界の彼方』で超絶バトル作画を実現した門脇未来。超楽しみ!

