グラスリップ 最終回 感想!
しばらく感想書けていませんでしたが、最終回は書きます。
全体感想
これまでずっと更新停止していて、第4話までしか感想書けていなかったのですが……
なんというか、話数が進むにつれて意味が分からなくなっていった、という印象かなぁ。
残念だけど、あまり楽しめたとは言えませんでした。
第1話はもう大興奮の出来だったんですけどね。
第1話で見せてくれた大暴れの映像が素晴らしくて、お話にもグッと引き込まれたんだけど、雰囲気重視のままスーッと終わってしまった感じ。
ファンタジー設定もどこまで必要だったのか疑問だし、きっと伝えたいことがあったんだろうけど、ただ分かりにくいアニメになってしまった印象かなぁ。
MVPは陽菜ちゃんかな!
単純にめっちゃ可愛かったし、物語における役割もよかった。しっかりしていてオマセなところもあるんだけど、ちょっと大人っぽいドレスにテンションが上がっちゃう様子など子どもらしいところもあって、一番「分かりやすかった」な。
あ、やなぎと雪哉のストーリーはよかったです!
ストーリーっつっても、ストーリーらしいストーリーはないんだけど、ストーリーらしいストーリーがないまま2人でいい雰囲気になっていったというのがこの2人らしくて、そこは素敵でした。
流れのままにランニングの習慣が2人のものになっていった、というのも好き。
水泳部の女子たちが「終わった~……」って嘆いていたのが、2人の関係性を上手く表していますね。「終わった~……」って嘆くシーンを通して、作り手の描きたいことが伝わったというか。第1話で見られた演出でした。
全体的には、もっと普通にロマンス群像劇をやっていた方が面白かったんじゃないか、という感じ。
キャラクターがすごくいいですからね。駆のミステリアスさはもっと活かせたと思うんだよなぁ。
もったいないアニメでした。
同じく西村純二監督×ピーエーワークス制作の『true tears』が名作だっただけに。


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