東京ESP 最終回 感想!
しばらく感想書けていなかったですが、最終回は書きます。
全体感想
ちょいと簡易版気味に。批判というか文句中心ですので、見たくない人はバックスペースを。
全体的には……
うーん。
どうも最後まで乗り切れなかったなぁ。
「あとの展開を初回に持ってくる」という構成が僕は基本的に嫌いで、でも『喰霊-零-』や『ストライクウィッチーズ』のように上手く決まればいいんですが、『東京ESP』はそれが見事にスベった印象で、結果「初回だけ面白かった」という感じでした。
こういう構成においては、先取りした初回の時点と、時系列が追いついた時点での印象に差がありすぎると駄目なんですよね。先取りした意味がなくなっちゃう。
先取りした時の「白い少女」は、もうなんかすげぇカリスマ的な救世主扱いでしたが、いざ時系列が追いつくと、迷いに迷ってやっと戦うことを決意した少女。まぁその過程もあんま上手くなかったですが、ここまで印象が離れてしまうとなぁ。
文句はいろいろとあるんですが、あと1つだけに絞らせてもらうと、とにかくバトルが……。
いえね、作画の話ではないんです。作画がよくないのはしょうがない。
アクションシーンの作りが悪いのも、百歩譲って見ないことにしましょう。
でもね、世界観がどうも許せない。
超能力が存在する世界観において、超能力以外の要素がちょっと強すぎると思うんです。リンカの体術がクッソ強くなってしまったのもそうだし(結局その体術はあまり活かされないし)、最終回で敵が「気功の達人」って言って銃弾を生身で弾き返したのは完全に萎えた。作りとしておかしいんじゃなくて、単純に面白くない。
細かいところを見れば、よかったところもいっぱいあるんですけどね。
アクションさえよければ、他のストーリーとかが駄目でも僕は楽しめるんだけどなぁ。そういう面で言えば、僕には合わないアニメだったのかもしれません。


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