SHIROBAKO 第4話「私ゃ失敗こいちまってさ」 キャプ付き感想!
小休止。でも裏では新たなピンチが着々と湧き上がっていて怖いw
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さて、第4話でございます。『えくそだすっ!』ではてんやわんやの4話でしたが、『SHIROBAKO』の第4話は大丈夫だったんでしょうかね(余計なお世話
ところで、『SHIROBAKO』感想の更新がいつも日曜とかなんだけど、もっと早く更新できないものかなー。でもキャプ付きとなると時間かかるから今後も無理かもしれない。
というわけで、主役の5人が再結集するお話でした!
アニメ制作的に再結集するのはもっと後でしょうが、こうやって夢を新たにするシーンが入ってきたのはいいですね。みーちゃんとりーちゃんはまだちゃんと描かれてないけど、この構成の上手さですからね、とても楽しみです。もう少しあとかな?
以下、キャプを載せながら画像に突っ込んでいくスタイルです。
キャプ絵はすべてクリックで大きい画像が出ます。

オーディション会場へ向かう電車の中、選考に使われるセリフの反復練習をするずかちゃん。声が大きい上にセリフがアレだからマジで危ない人にw
これも本気の証拠。でもどこか抜けているところがある、というキャラクター描写でした。

制作の3人。今回、落合くんは出ませんでしたね。
太郎が相変わらずウザいんだけど、なんかこの光景もだいぶ馴染んできました。

いい表情だ。
この後の、
太郎 「どうせ俺なんて孤高の虎ですよ」
エリカ 「虎に謝れ」
この突っ込みが大好きw エリカさん一生ついて行きます!

作中時間は10月後半。この時期にクーラー入れるのはさすがに監督が悪い。総務が泣くで。
しかしまぁ、井口さん(総作監補)や山田さん(演出)にもかなりボロクソ言われてたし、この監督はいまいち威厳がねぇなw 面白い作品を作るセンスはあるんだろうけどw

「からあげー!」
もう総務の興津さんあたりに食事制限とかさせてもらったらどうだろうか……
でもこの辺のシーンは肩肘張らずに見られるコメディシーンで、実によかったです。『SHIROBAKO』はこういう雰囲気を出せるのがいいよね。

相変わらずタイトルえげつないな~、って思ってたら、
10:00 ~ 23:00
マジかよ……。
のちにオーディション受けに来るのが120人くらいって言ってたけど、これって声優人口の何%くらいなんだろう。とにかく多い。声優としては生き残るのに必死だから、受けられるオーディションには全部出とけって感じなんでしょうね。
あと、以前太郎と円さんがラーメン店でオーディションの話をしていましたな。「100人以上見るからろくなものじゃない」という話がありましたが、見事ここにつながりました。ただ業界ネタを垂れ流しているわけではない、計算された会話シーンにゾクゾクしてしまいます。

他アニメのスタッフにも名前あるのかよ!
やめてくれよ!
まぁさすがにもう覚えないけどさ!

どうでもいい音響制作の人の名前は出るのに、声優業界のトップを走っているであろう相馬レナさんの名前が出ない。これは単なるミスかな。
しかし、CV田村ゆかりか……。これは確かに勝てる気がしないな。

重そうな扉ですね。さすがは録音スタジオ、部屋はしっかり防音ですよと。

実在の人物の名前を少しいじっている、というところがまだ救いなのかもしれないけど、なんか「『俺様ハーレム』監督」とかの表記でよくね?
まぁいいですけどね。でもこの人ら、というかエリカさんあたりもだけど、EDクレジットでは名字だけとかなんだよね。

なんかいろいろ書いてありますね。キャラソンOKかどうか、とか。
僕が気になったのはスケジュールのところ。もうこのアニメの収録時間は決まってるわけだけど、その時間空けられる?という確認で、多くの声優さんが「OK」なのがちょっと泣ける。仕事がなさすぎる声優業界。仕事がありすぎるアニメ制作業界。

張り切って臨んだずかちゃんでしたが、緊張して演技に集中できませんでした。ここは見てて胸が痛かったぜ。

何人目だろう?w

さて、監督からは意外といい反応がありましたが、○はついたのか……?
まぁついてないんだろうけど、ここで結果見せなかったっていうのが気になる。

( ´;ω;`)
なんか『さくら荘のペットな彼女』思い出すね……
雨の中の慟哭シーンは泣いたわ……

可愛い子に反応しまくる太郎。ちくしょうこいつはウザいw
女子から絶対好かれないタイプってのは嫌というほど分かってるんだけど、同性の同僚である落合くんとの仲はどうなんだろう。円さん(演出)とかは「仕方ないやつだけどぺーぺーのひよっ子だからな……」ってまだ可愛がってる感が少しはあるよね。

夕飯にのり弁はいいとして、こののり弁茶色いなオイ! しかも764kcalって女の子が夜に食べる量じゃねぇぞ!
まぁでも制作進行は激務だから糖分とかエネルギーとか根こそぎ持ってかれて、これくらい食わないとやってけないんだろうなとかいらぬ深読みをしてしまって、少し神妙な気持ちになってしまった。

お母さんから電話が来て、クレジット見たよと報告されてくすぐったそうなおいちゃん。こういうのいいわー……。社会人1年目感が出てていいわー……。
しかしあれですね、アニメに携わると名前がしっかりクレジットに載るから、そこは「やったことがしっかり残る」感じがしていいですね。山田さんみたいに黒歴史になってしまう場合もあるわけですが……w

この父ちゃん実は起きてるんだけど娘と電話するのが気恥ずかしくて酔い潰れたフリをしているに1票。

コンビニ弁当ばかり食べてないよね?と聞かれたそばから「チン」と鳴る、実に空気の読めるレンジw
お米とか白菜とか、いろいろ送ってくれる親はいいですね。おいちゃん頑張れ。

ずかちゃんの部屋。
居酒屋でバイトしながらの声優の卵だから当然お金はなくワンルーム、でも健康とか美容とかオシャレも本気でやりたいからハンガーかけにギッシリと服が……。という風に、一発で事情なんかも読み取れてしまう絵ですな。別のカットでは姿見も見えました。

冷静に考えて、高校生の自主制作アニメなんだし、作画のコストを考えると登場キャラクターが7人(+敵)ってのは多すぎると思うんだよね。でも西暦3億年だし、その辺の効率とかガン無視で作った感がやっぱり高校生の自主制作アニメっぽくてイイ。

髭面のマッチョも自分たちで声当てたのかよw 分かってたけど実際に聞くとインパクト半端ないなw
しかもこのマッチョさんの声当てたのはどうやら絵麻ちゃん。5人で声当てるにしても絶対キャスティングミスだろこれw
しかし、この作画のチープ具合がいい。
槍を手で回してるんだけど、槍が勝手に回ってたね。でもこれは作画崩壊なんじゃなくて実は『ソウルイーター』みたいな世界観なのかもしれないだろ!(必死

おいちゃんはもう仕事してる姿が完全に板についてるから、ここで回想が出るとちょっとコスプレに見えてしまう不思議。
そういやこの子らみんなアニメ好きなんだし、コスプレ回とかないのかね?

一番登場が楽しみだったみーちゃんだけど、想像以上にきゃぴきゃぴしてたw
いや、きゃぴきゃぴしてていいんだけど、この子はもう少しクールなのかと。スカートなんか履けるかボケ!制服でも短パン標準装備じゃボケ!ってキャラかと。

一番後輩のりーちゃん、まだ大学生。
脚本家志望だけど、脚本家になるにはどうするんだろう。脚本家に弟子入りするのが一番ってのをどこかで聞いたことがある。

見に行く映画はもちろんアニメ!
「1200カットくらい?」「5月にまだ絵コンテ終わってないって聞いたけど」など、マジの業界人トークで面白かったw
アニメ制作は人脈、つまり横のつながりが生命線。だから他アニメの制作状況とかの話が普通に流れてくるんですねー。僕も少し前は、このブログではとても言えないような業界情報とかもちょくちょく聞いてたりして。
しかしこれ、時系列が10月後半だから、5ヶ月前でも絵コンテ上がってなかったわけだ。劇場版としては致命的なスケジュールだな……w

アニメイトですかw
まぁそうなるよねー。個々が具体的にどんな趣味してるのかがちょっと気になる。おいちゃんはたぶん腐女子ではなく美少女趣味。絵麻ちゃんはたぶん表では「この女の子可愛い~」とか言うけど家にはBL同人誌がいっぱいある。





アニメで買い物シーンとなるとまず間違いなく全身コーデのファッションショーが始まるんだけど、ここでは帽子だけ。これは斬新でした。
おいちゃんとずかちゃんのが好みですっ!!
おいちゃんはなんか童話に出てきそうな感じで可愛い。
ずかちゃんはもうパーフェクトお洒落さん。完璧に決まってる。

バイトの子に優しい居酒屋の店主! こういうのいいですねー。人の温かみを感じます。
僕もまさにコレとまったく同じ展開になったことあるけど、その居酒屋の店主と友達がいざこざ起こして友達辞めちゃって、なんか「また来ますね!」とか言ってたからすげぇ後味悪くなってしもうた。

なんて言ってたっけ。とりあえず『世界ふしぎ発見』みたいな番組名でしたねw
それのボイスオーバーの仕事をやったことがあるそうで。ああいう仕事ってどんな声優さんがやってるんだろ、って思ってたけど、やっぱ下積み中の人たちがやるんだねー。
僕の知り合いの声優の卵……知り合いと言っても妹の友達だから知り合いってほどでもないけど……は、タイトル忘れたけど、スマホの美少女ゲームの女の子キャラの声をいくつか当てていました。深夜アニメでお馴染みの声優も声当ててたけど、なんか100人以上女の子がいるゲームで、メインではないキャラは下積み声優にもお役が回ってきてたんですねー。

せっかくの休暇中に電話をかけてくる野暮な太郎w
っとまぁ、制作進行なわけだし、もし暇ならごめんだけど休日出勤を……なんてことはありそうだけど、ここは太郎がとにかく馬鹿でしたね。本田さんもなぜ太郎に電話させたし。

2杯目に入っていよいよ出来上がり、突然奇声を発し始めるずかちゃんw
オーディションでも、どうやら喘ぎ声部分は上手くできた自信があるようで。そこ上手くできるってのはまぁ、恥を捨てられるという意味ではいいことなんだろうけどw
狭き門すぎてくじけそうになるのが声優への道なんだろうけど、こんな日くらいはお酒飲んで気持ちよく吹き飛ばしたいものですね。
なんでもない旧友との飲み会で、会話内容とかも特別面白いわけじゃないんだけど、一緒に夢を追える仲間と飲む酒はとても楽しいんだろうなぁ、と心の底から思えるシーンでした。りーちゃんは間違いなく未成年だから飲んでないけどw

それぞれが目標を語っていったところ、リーダー格のおいちゃんはまだ具体的な目標が見つかっておらず。
たぶんね、おいちゃんもアニメーターになれたと思うんです。高校時代は作画をしていたようだし、自主制作でもあれだけのレベルのものが作れたら動画マンとしては普通に通用するはず。そこから技術を磨けばいい。
ただ、おいちゃんは「アニメを作りたい」という夢はあるけど「アニメーターになりたい」わけではないから、専門職ではなく一般職で入社し、制作進行となったのでしょう。……いや、制作進行が一般職かどうかよく分からないけど、たぶんそうだと思うw
ここでは「プロデューサーになっちゃえ!」みたいな流れでしたね。てっきり僕は演出に進むものだと思っていたけど、「作りたいものを作る」という意味ではプロデューサーが確かに近いのか。ただそうなると、作るというよりは「作らせる」ポジションになるわけですが。
いずれ夢を見つけるエピソードもあるのですかね。楽しみです。

みんなと別れて帰路につくおいちゃん。いい感じにお酒でいい気分になってて可愛い。

太郎……w
電話口の様子と、それからのちのシーンを考えるとこの時マジでよくない状況だったと思われるんですが、それを真っ先に伝えればいいものの、太郎は「写メ送って!」とかいちいち脱線するからおいちゃんに切られてしまいました。面白いシーンなんだけどハラハラしてしまう、なんとも言えないシーンでしたね。太郎の騒ぎすぎだったらよかったのですが……

帰路にムサニ。
チャリで通勤している様子が以前見られましたが、近場に住んでいるようですね。おいちゃんだってマジのピンチであればお茶でも飲んで酔い覚ましてすぐに駆け付けただろうに。

僕は酔っ払った女もウェルカムです!

この日納期のはずの絵コンテを仕上げていないどころか、たった37カットしか描いてない監督!(※公式サイトによると1話につきだいたい280~350カットです)
あるぴんへの想いは素晴らしかったけどさ……そこはしっかりしようぜ監督……

監督が絵コンテを上げていなければ、こちらは遠藤さんが激おこ。
まーた太郎が何かやらかしたのか……と思ったら、どうも下柳さんとやらに怒っている様子で。

下柳さんはこれ。第1話でちょろんと出てきて以来、登場がありませんね。「ダビングまであと1時間?何言ってんの?20分あれば余裕だよ」の佐倉さんと役職が近いので被りそうですが別人です。
見た目だけ見れば温厚そうな人ですけどね。でも遠藤さんは8話の作監を降りると言っています。ななな何があったんだ……!

今回の演出はかおり。
絵コンテじゃないし、だからどうってわけじゃないんだけど、最近だと『ゴールデンタイム』のED(前期・後期どちらも)で素晴らしい映像を作ってくれた方ということで印象に残っています。
『SHIROBAKO』は2クールだし、後期EDとかやらないかしら。

OPには『SHIROBAKO』登場人物のキャラ表がありますが、ここで『えくそだすっ!』登場人物のキャラ表が!
ふむふむ、あるぴんは152cmで小さめか……なるほど……とか思ってたら、画面では見切れてるけど、これアイドルバージョンになるとあるぴんデカくなってないか……?w

あ、これ来週絶対面白いわ。


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