SHIROBAKO 第5話「人のせいにしているようなヤツは辞めちまえ!」 キャプ付き感想!
ほんれんそう! ほうれんそおおおお! ポパーイ!
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日曜日のお休みを抜けて出社したおいちゃんが見たものは、8話の作監を降りるとか言い出している遠藤さん……
というとんでもない引きの前回でしたが、その経緯が語られましたね。
……やっぱり太郎のせいじゃないかー!!
今回ばかりは信じてたよ!
遠藤さんを説得している姿を見て、今回ばかりは板挟みにされてしまっただけだと信じていたよ!
なんだよ結局太郎じゃないか! だいたいこいつのせいじゃないかー!
本当にどうすんだ、この制作進行……。
3話の大事なシーンの原画をストップさせて内外にとんでもない迷惑をかけて超怒られたというのに、その反省を少しもしていない……。
そしておいちゃんが綺麗に巻き込まれてしまう、と。おいちゃんがトラブル体質すぎて泣ける。
以下、キャプを載せながら画像に突っ込んでいくスタイルです。
キャプ絵はすべてクリックで大きい画像が出ます。

遠藤さんが逃げてって、太郎に泣きつかれるおいちゃん。
太郎に誠意の欠片もなくて呆れる。
結局このあとエリカにも本田さんにも報連相をしなかったという。なんだろうなー……。「怒られるのが嫌だから」という理由で報告を先延ばしにしているわけだけど、結局最後に全部崩れるのだという先読みがなぜできないのだろうか。

そういえば監督も絵コンテを全然進めていないのだった……w
2つのピンチが同時に進んでいるというのが怖いですねー。本田さんが監督につきっきりにならなければ、太郎も相談を……いやそれはないか……

「本田くん。例のもの使う?」
!!!???
なんだろう。本田さんより年上で、年齢よりも見た目が若いって分かっただけだというのに、このセリフで興津さんの貫録が一気に上がった感じがする……w
そして取り出すはカンヅメ部屋の鍵。何この会社恐ろしい。

大事な大事な最終回だけど、3稿で決定稿になるんだねー。これは脚本家が助かるわ。ドラマの脚本だと、スポンサーとか芸能事務所とかの声が強すぎるせいもあって何十回も改稿させられることがある、と聞いたことがあります。
しかし、この回の脚本家は舞茸しめじさん……まぁペンネームだろうが、りーちゃん関係でこの人出てきたりしてw


本田さんマジ怖ぇw
このシーンで、「監督が武蔵野アニメーション外の人間」だということが分かりますな。
監督としてのキャリアも長い人だけど、このカンヅメ部屋のことを知らない。ということはフリー契約の監督なのでしょう。山田さんが『ぷる天』で演出デビューだったと言っていたから、ムサニで仕事するのは初めてではないはず。

ジャケットオフ姿も素敵ですエリカさんっ!

こちらもジャケットオフ。おいちゃんのこの服は青いジャケットがピシッとしてるんだけど中がオーバーオールだから、上脱ぐと一気に子どもっぽくなるね。
そういやこのアニメ、服のバリエーションはけっこうあるけど髪型のバリエーションとかはつけないんだろうか。キャラデ大変ですね……。
しかしまぁ、「ジャケットオフ」という言葉が自然に出てきてしまって、僕はテイルズ脳なんだなぁと思った。『ゼスティリア』楽しみです! アリーシャのジャケットオフ期待してます!

なんかいろいろ会話してましたが、この3Dは、作画のアタリをつけるために作ったもののようですね。これを参考に作画をするのであって、これ自体を素材にするわけではない。
でも3D班が張り切って本来はいらなかった爆発も作ってみたら、監督が気に入ってしまった……というのが今回の騒動の発端のようです。こうやって「作ってみたものが評価される」というのは、仕事アニメとしてはいいシーンのはずなんですが……
ちなみに本当にすごいね、爆発。
こういう爆発エフェクトを3Dで積極的にやり始めたのはゴンゾだったと記憶していますが、本当に3Dの技術は進歩してるよなぁ。今では2Dとの親和性もかなりのものになってきました。

下に映ってる人の名前が出なかった。可哀相に……。

こちらもすごい遠藤さんの爆発作画。
話によると、遠藤さんは9話の作監をしつつも原画も担当しているようです。これは大変だなぁ。でもたぶん、このカットは本当に自分でやりたかったのでしょう。

伝言ゲームって恐ろしいね……
大学の講義で、20人ほどで伝言ゲームしたことあるけど、最初の内容にはなかった関係ない情報がいろいろくっついてて驚いたもんだ。
……じゃなくて!
本当に太郎の伝え方が「余計なひと言」多すぎて、逆に尊敬するレベルです。なぜそう人を逆撫でするような言葉がぽんぽん出てくるのか……。
あと、気になったのは後ろ。ゴスロリさんの机……w
のちに絵麻ちゃんが「井口さんと小笠原さんが話しているのを聞いた」と言っていましたが、この2人どんな会話するんだろう。いろんなキャラクターの絡みが気になる『SHIROBAKO』です。

なんとか褒めておいちゃんをやる気にさせようとする太郎。全部滑ってて笑った。
むしろちょっと太った……そういえばおいちゃんがドーナツ食べてるシーンを見ないな……4話は無事上がったけどドーナツドカ食いしたんだろうか……

「絵コンテは上がらないけど、唐揚げは揚がっちゃったねぇ」
誰が上手いこと言えとww
というか社長兼『えくそだすっ!』プロデューサー! もっと木下監督を急かせよー!

奥さんがいる遠藤さん。
もう昼前……会社を飛び出したのは朝礼の時間よりも前だから、奥さんがパートに出る時間を計算してどこかで時間潰して帰宅したのでしょう。でも奥さんは遅番にシフト変更していて、顔合わせてしまった……と。
しっかりしようぜ遠藤さん。こんな美人な嫁さんがいるんだからさ……。しかも「節約しなきゃ」といい奥さんじゃないか。
このシーンの雰囲気がとてもよくて、逆にちょっと胸が痛くなったとさ。

あの頃は若かったって言ったからちょっと痩せてるのかと思ったんだけど、そんなことはなかったぜ。
にしてもなんだ。『ハニーとクローバー』『望遠機動隊』だっけ? これは確かにとんでもないキャリアw

少し前の時代はこんなアニメ多かったですね。


これは酷い……。
マジで逃亡したわけではないだろうけど、こんな噂が出るくらい酷かったということですねー。
逃亡と言うと『フラクタル』を思い出します。またヤマカン作品見たいなぁ、『かんなぎ』くらい作画リソースがあるスタジオで。

倉庫に閉じ込めてしまう鬼本田軍曹だけど、監督をやる気にさせる言葉もたくさんかけていて、いいですね。仕事が地味だから分かりにくいけど、本田さんってものすごく有能なんじゃ。

ムサニ所属の若手原画マン、堀田さん。
今のところ原画マンは4人出てますね。絵麻ちゃん、杉江さん(おじいちゃん)、堀田さんに、1話でちょろんと出て以来ちっとも出番がない内田さん。あと名前出てるのは、1時間に8カット(笑)の木佐さんと、おいちゃんお気に入りの小原さんかな?
ちなみに内田さんは出番がないばかりか、メガネ・ショートカット・前髪も短い、と、総作監補の井口さんとけっこう外見が被っている可哀想な人ですね。

北野サーカスww
「この作品は実在の人物うんぬんとは関係ありません」とかもう言えないじゃんこれw

渋いなぁ。さすがアニメ界に名を残す監督のひとり。
仕事から逃げ出している遠藤さんを一喝したシーンがありましたが、いいですねぇ、こうやってしっかり怒ってくれる人。かっこいい。
北野さんは、3Dの分野にて指導を行っているようです。まんま板野一郎じゃないですかw
板野一郎は『ブラスレイター』で3Dを使って板野サーカスをやっていましたね。納豆ミサイルかっこよかったなぁ。

仕事のセクションが違うから帰る時間も違うわけですが、スーパーでばったり会えば一緒に晩ご飯。仲いいなぁ。
今のところ、主役5人の中でしっかり仕事が描かれているのはおいちゃんだけですね。絵麻ちゃんは登場自体は多いけど、具体的な仕事ぶりは描かれていません。
まぁ2クールですし、余裕をもった構成を作っているのでしょう。

あるぴんだー!
若手でもアニメーター、こういうところは職人芸ですなー。アニメーターは絵の上手さだけではなく、スピードも求められる職業。さらっと絵を仕上げてしまうところがかっこいいですね。

晩ご飯食べたらそのまま会社に戻るおいちゃん。マジかよ……。まぁ丸2日出勤もあったからこれくらいで驚いてはいけないんだろうけど、いったん晩ご飯食べに帰ってるのにまた出社とか嫌すぎる。
にしても太郎は、作監のピンチヒッターを探していて「お、やることはやるじゃん」って感心しかけたのに、結局は報告を先送りにしているだけだった……。

瀬川さん久しぶりー!
同じ作監として、遠藤さんのことを心配しているようです。ケレン味の遠藤さん、理詰めの瀬川さんということで「正反対の2人だけど会ってみると相性は……」みたいな展開も少し期待してたんだけど、遠藤さんは奥さんがいたね。
瀬川さんによると、遠藤さんはエフェクト作画で認められたようです。なるほどケレン味を重視するわけだ。エフェクト作画というと、僕の知っている限りでは柳隆太を思い浮かべます。あとは橋本敬史とか。

敬愛する北野さんに言われ、3Dの勉強をしてみようと思い立った遠藤さん。
3D班が作った爆発エフェクトを見て、何か感じるものがあったようです。
しかしその後、おいちゃんの方に原画・堀田さんから9話冒頭の爆発作画を上げたとの電話が。9話冒頭と8話の爆発は統一させる必要があるんだけど、現状8話は3D、9話は作画というとんでもない事態に……。
この事態、まぁ一番悪いのは太郎なんだけど、1人のせいではないですねー。
「伝達は制作の仕事」という暗黙の了解はあるんだろうけど、担当を決める大事な話を直接やらなかった遠藤さん・下柳さんにも落ち度はあるし、監督のお守りで大変だとはいえ確認を行わなかった本田さんもよくない。もちろん、「私から本田さんに報告しておきます」と一度は言ったけど結局やっていないおいちゃんもよくないですね。
チームワークが本当に大切なんだなぁ、というのがよく分かる回でした。

何このサブタイ。超面白そうなんですけどw
でも右の女性はまた新キャラですね。最終的にどれくらいにまで増えるんだろう……w
以下、今回もおいちゃんの表情がとてもよかったので、特別に集めてみました。








可愛い。


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