甘城ブリリアントパーク 第11話「これでもう心配ない!」 感想!
もうトリケンがメインマスコットでいいのではw
感想
まぁ、とは言っても、トリケンはオンステージのキャストじゃなくてバックステージのキャストですけどね。
なんだかんだオンステージのヘルプにも出されていましたが。
前々から活躍多いなぁとは思ってたけど、今回、というか前回から今回にかけて大活躍ですなぁ。西也の密命を受けていた、つまり作戦は西也のものだったとはいえ、サッカーの試合の誘致を最初に持ってきたのはトリケン。最初は「前かがみ」がうるさいキャラクターだと思ってたけど、ここに来てトリケンかなり好きになってきてます。
ただまぁ、パーク代表に立てられると緊張するのは分かるんだけど、"営業"部長なんだからもう少し堂々としろよ……w
というわけで、パークの滅亡を回避する神の一手となるかどうかのサッカーの試合の誘致でしたが、「これは行けるか……!?」という雰囲気の中、最後に200人以上も足りないとなった時はこちらも血の気が引きましたね。
予想できた展開ではあるんですけどね。閉園まであと3時間あるとはいえ、こんな時間からテーマパークに来る人なんて稀でしょうし、サッカーのお客さまがもう来ないとなると……。西也の表情がいい味出してました。キャラクターの表情作画が京アニの強み。
とはいえ、それまでの希望に溢れた雰囲気はとても素晴らしかったです。
徹夜で準備を進める文化祭の雰囲気……に近いものがありつつ、「テーマパークの再建」という大きなテーマがあり、さらには姫さまの命も関わっているので、上手い具合に「シリアスの中に希望が見えている」という感じがありました。急ピッチで誘致の準備を進める様子は見方によってはブラック企業もいいところなんだけど、ここさえ乗り切ればパークは存続だ、という大きな気持ちが見えて熱かったです。
「肉を切る」策である南エリアの売却の話をみんなが受け入れていくシーンもよかった。元より100点満点の再建は不可能、切るべきところは切らないといけないという現実をみんなで共有できるのは実にいいですね。
あと、体調不良のため前に出られず、扉を開けてベッドで西也の話を聞く姫さまが地味によかったw
なんだろう、「薄幸の美少女」って言えば簡単だけど、こういうシチュエーションで魅せてくれると嬉しいよね。「他の人ばかりに働かせて……」と健気な姫さまも◎。
もちろん、我らが主人公・西也の大胆な交渉も見事でした!
ルブルム以来となる魔法の行使。まぁビジネスを描くという点で言えば魔法はかなりインチキくさいですが、本当に見るべきは「スタジアムの使用料をいただかない」という大胆さですよね。これができるのも「とりあえず来場者数を稼がないといけないから」、というよりは、南エリア売却の話を同時に進められているからなんでしょうな。
あと、今回のルブルムにはちょっと笑った。置物になって道案内……これはいい有効活用w
さて、甘城企画の嫌味な兄ちゃんも再登場してきましたが、足りない残りの200人超、どうやって集めるのでしょうか。
(A子B乃C奈にこれ以上まとまった活躍がなさそうでちょっと寂しい)


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