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甘城ブリリアントパーク

甘城ブリリアントパーク 第13話(最終回)「PVがつまらない!」 感想!

楽しかった『甘ブリ』もこれで最後。

 
 
 
感想
……すまん、PVを見たあとの西也みたいな感想だった(汗)

いや、面白くないことはなかったし、むしろなかなか面白かったんだけど、この話をやる意義がどこにあったのかと考えてしまうと、なんか、前回で終わってればよかったんじゃないのと思えてきてしまって……。
中盤もこんな感じだったから「番外編」感がないし、前回のあの大団円を迎えたあとだからこその要素もない、ただトリケンを中心にオールキャストを出しただけのお話。何かもっと「コレ!」っていう推しポイントがあればなぁ。最終的に、トリケンが編集したPVみたいにとっ散らかってしまった感じでした。

あと、トリケンはOP映像での出番が少ないことを嘆いていいと思う。シリーズ通して出番多すぎだろw

これやるんだったらC菜の話を! C菜の話を……!
とも思うんだけど、まぁ文句ばかり言っても仕方あるまい。

個々の出番がいちいち少ないのはもったいない限りだけど、その個々のシーンはなかなかよかったです!
特に女の子陣!
アルバイトのABCがしっかり喋ってくれたのは嬉しかったし(やはりB乃ちゃん可愛い)、エレメンタリオのシーンは安定して面白い。そしてミュースちゃん可愛い。そしてうへへサーラマちゃんはミュースちゃん家に泊まったことがあるんだねうへへへ!
いつでも笑顔を忘れない姫さまも素敵でした。姫さまにはPVを見せなかったのはトリケン精一杯の優しさ。

あと、なんと言っても今回はいすずですよ。
たぶん馬の出産に感動したのでしょうね。最後の最後になぜか絶賛に転じていましたが、涙を流して感動を伝える姿が妙に可愛くて焦りましたw
なんだろう、普段感情を面に出さないからでしょうね、珍しく感情的になっているのがキュンときてしまったのでした。ギャップ萌えって怖いね。

ちなみに、モッフルの意見を取り入れたアクションに妙に肯定的だったのは、いすずも軍人の出だからですね。代々近衛兵を務める家系で、アムニスを集めるために人間界へ下りている姫さまを守るために派遣されたのでした。……あれ、でもそれって確か1年前だから、前任がいたってことだよな。どこ行ったんだ……?

1クール通して
さて、京アニが挑んだテーマパークエンタテイメントもこれにて終幕となりました。
最後の番外編が僕的には失速してしまった印象ですが、実質最終回だった第12話は滅多に見ないレベルの素晴らしいラストでしたし、全体を通しての感想は「素晴らしかった!」ですかね。

賀東招二原作のラノベで、賀東招二本人もアニメ制作に関わって、監督が武本康弘……という鉄板布陣ではありましたが、テーマパークを舞台にしたお話というのは新鮮でしたし、マスコットがガチの魔法の国の住人というのもあってすごくアニメ映えするタイトルでした。そしてそのユニークなタイトルを、京アニはさすがの映像演出で見事に映像化してくれたと思います。

躍動感溢れる映像が毎回楽しかったですね。
今作は撮影にそれほど力を力を入れていたわけではなく、その点で言うと『氷菓』や『中二病』の方がパッと見の映像は綺麗でしたが、キャラクターの演技はバッチリで、さすがの作画力を見せつけてくれました。この安定感は崩れないなぁ。

京アニ的には、キャラクターデザインは門脇未来なんだけど総作画監督は丸木宣明……という、これまでにないスタイルが取られました。
『ハルヒ』2期もキャラデザ・池田晶子、総作監・西屋太志という布陣でしたが、続きモノなので事情が違いますね。

キャラクターデザインの門脇未来は、ついぞクレジットに載る仕事はしませんでした。
クレジットに載らないキャラ作画の監修や雑誌のピンナップなど、他にも仕事はいっぱいあったんでしょうが、大きな理由としては劇場版『境界の彼方』の方に深く関わっているから、なんでしょうね。
門脇未来作画けっこう好きなので、門脇作監の回を見てみたかったんだけどなー。

となると、なんで門脇未来がキャラデザしたんでしょうね?
まぁその辺は我々が突っ込む事情ではありませんが、とりあえず『境界の彼方』楽しみだということで! テレビ版の時点ですげぇバトル作画だったから劇場版期待してます!

というわけで『甘ブリ』、とてもいい作品でした!
1クールでひとつの話をまとめる、という意味では最高峰のひとつかもしれない。
京アニファンとしても、また抜群に面白い作品を作ってくれて感無量です。『ハルヒ』『らき☆すた』でファンになって『AIR』に遡って心を奪われた僕だけど、今のところ「あれ、京アニどうした……?」って作品がないぢぇ。

次回作の話
4月から『響け!ユーフォニアム』が決まりましたね!
吹奏楽がテーマとのことで、まさかの音楽タイトル2本目。……軽音は"たった"5人でしたが、吹奏楽となると作画が大変そう……w
あ、でも重奏なら数人でも成り立つのか……。また始まる前に原作読んじゃおうかしら。

気になるスタッフを張り出してみましょー。前回記事でもらったコメントからそのままコピペしてます。

監督 石原立也
シリーズ構成 花田十輝
キャラクターデザイン 池田晶子
シリーズ演出 山田尚子
美術監督 篠原睦雄
色彩設計 竹田明代
楽器設定 髙橋博行
撮影監督 髙尾一也
音響監督 鶴岡陽太
音楽 松田彬人
製作 『響け!』製作委員会(京都アニメーション・ポニーキャニオン・ランティス・楽音舎)

「シリーズ演出 山田尚子」
マジか……w

そのクレジットくるかー、という感じでしたね。ヤマカン、高雄統子に続いて山田尚子が。しかもテレビ・劇場含めて5本もの監督を経たあとに……w
京アニの層の厚さを感じさせるとともに、今までにないっぽい体制でどんな作品が出てくるのか、とても楽しみです。
『ハルヒ』以来のクリスキャラデザも気になる!

いい意味で「どうせきっと面白い」って思っちゃってるんですけど、なんというか、すごく個人的な話をさせてもらうと、僕にとっての「京アニでこんなアニメが見てみたい!」という作品がなかなか来ないんですね。
じゃあどんなのだ、と聞かれるとなかなか出てこないんですけど。

……うーん、『CLANNAD』『たまこラブストーリー』レベルのストーリーで、『ハルヒ』『けいおん!』レベルのキャラ立ちがあって、『氷菓』『境界の彼方』レベルの作画クオリティの作品?
書いてみて「馬鹿じゃねぇのw」って思ったw

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2 Comments
名無しる@ふわさん "タイトルなし"
あけましておめでとうございます。
今年最初のコメントは私がw

>いや、面白くないことはなかったし、むしろなかなか面白かったんだけど、この話をやる意義がどこにあったのかと考えてしまうと、なんか、前回で終わってればよかったんじゃないのと思えてきてしまって……。
TBSのアニメはもし何かあって不意に放送が潰れた時のために1週多く枠を取っていることがありますが、そうすると最後の話は言い方は悪いですが「あってもなくてもいいような話」にせざるをえないんですよね。CLANNAD AFTERSTORYでも総集編で埋めたことがありましたし。今回とかまさにそれで、当たり障りのない内容になってしまった、というかそうせざるをえなかったのではないかと。
でも作画的には面白い絵がたくさんありましたw久しぶりに植野千世子特有の動きのある作画が遺憾なく発揮された回だったのではないかと。

>あと、トリケンはOP映像での出番が少ないことを嘆いていいと思う。シリーズ通して出番多すぎだろw
中の人の福山潤さんはトリケンだけでなくゲンジュウロウとかモブの役も担当していましたし、甘ブリは福山潤さん最初から最後まで大活躍でしたねw

>これやるんだったらC菜の話を! C菜の話を……!
私が甘ブリで唯一心残りに思っているのが、C菜のエピソードがなかったことですね……。あれをアニメ化したら絶対に面白い……!これは断言できます。まあ、無い物ねだりをしても仕方ないですがね……。

>全体を通しての感想は「素晴らしかった!」ですかね。
1クール大変楽しませていただきました。
かわいい+個性豊かなキャラは非常に魅力的できたし、やはり武本×賀東コンビは強い、そして京アニのアニメは素晴らしいということを改めて再確認できました。

>4月から『響け!ユーフォニアム』が決まりましたね!
>吹奏楽がテーマとのことで
またアニメーターが大変そうな題材を選びましたね……w
でも京アニならきっと物凄いものを見せてくれるはず……!と思ってしまうのは、もはや私の条件反射w

>……うーん、『CLANNAD』『たまこラブストーリー』レベルのストーリーで、『ハルヒ』『けいおん!』レベルのキャラ立ちがあって、『氷菓』『境界の彼方』レベルの作画クオリティの作品?
想像しただけでとんでもなくハードルが高いwでもいつか見てみたいw
2015.01.01 01:05 | URL | #- [edit]
神酒原(みきはら) ">名無しる@ふわさん"
あけおめです!
あけおめ記事書いてる途中にこのコメントが投稿されてて笑ったw

>そうすると最後の話は言い方は悪いですが「あってもなくてもいいような話」にせざるをえないんですよね。
うーん……。
本当にそうだとしたら、努力の方向性が違う気がするなぁ。「何かあった時のため」って言っても、何か起こることってほとんどないし、起こったあとの対応を考えておく方が正解なんじゃないですかね。今はネット配信もあるんだから『ギアス』1期みたいなことにはならないだろうし。
それに、総集編だったら普通に納得します。なんてったって総集編ですからね、中途半端なもの出されるよりは「そういうもんだ」って見られるし。

>でも作画的には面白い絵がたくさんありましたw
確かに植野作画全開でしたw
モッフルのアクションとかね。

>甘ブリは福山潤さん最初から最後まで大活躍でしたねw
声の幅広い人ですからねー。

>私が甘ブリで唯一心残りに思っているのが、C菜のエピソードがなかったことですね……。
これは是非欲しかったですね……!
作るのなかなか難しそうだけど、その分いい映像が作れそうだし、C菜の目線を通して西也たちを掘り下げることもできる名エピソードなんですけどね。

>やはり武本×賀東コンビは強い、そして京アニのアニメは素晴らしいということを改めて再確認できました。
前にも似たような会話をしたような気もしますが、改めて、京アニのファンでよかったと思わされる作品でしたね!
『境界の彼方』『響け!ユーフォニアム』にも期待しましょう。

>またアニメーターが大変そうな題材を選びましたね……w
いかな京アニと言えど、「間違いなく面白い作品を作る」というわけではないんだけど、こと作画リソースに関してはちっとも心配することがないですなw
アニメーターが大変そうな題材だからこそ、「これすげぇぇ!」っていうものを作るチャンスでもあります。……ただ、今回に関しては『四月は君の嘘』の直後というのがちょっとやばいかも(汗)

>でもいつか見てみたいw
個人的には『消失』がこれに近いんですけどね。でもストーリーの面では『CLANNAD』『たまラブ』に劣るというか、本当にこんなの作れるんだろうか……w
でも見たいですな!
2015.01.03 22:58 | URL | #- [edit]
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