SHIROBAKO 第15話~第23話 キャプ付き感想!
まとめるぜ!!!
しばらく感想を書いておりませんでした。もうアクセス数なんてスズメの涙になってしまった「もす!」だけど、『SHIROBAKO』感想を楽しみにしてくれている人はおられるはず……申し訳なかです……
なんというか、ブログのエントリー見てもらえば分かるんだけどゲームしてました。『テイルズオブゼスティリア』。その間アニメ見てませんで、クリアしてから一気に消化して、やっと追いついた感じです。趣味の時間は有限ね。
最終回の感想はガッツリ書かせてもらいます!
その前に、とりあえず全部の話数において簡単に感想書いておこうかと。『SHIROBAKO』だけは感想を残しておきたいでね。
以下、キャプを載せながら画像に突っ込んでいくスタイルです。
キャプ絵はすべてクリックで大きい画像が出ます。
第15話「こんな絵でいいんですか?」
キャストが決まり、設定制作も決まり、いよいよ『サンジョ』に向けて動き出した14話。第15話は主にアニメ制作のチュートリアルでしたね。

入社式!
面接を受けていた中から、女性2人が新たに採用となりました。アルバイトですが、一足先に仕事を始めているりーちゃんも上手い具合に映ってますね。
他のシーンを見ると2人以外にも新人っぽいのが何人かいるけど、専門職でも採用してるのかな? というか採用してないとたぶんおかしいね。社の雰囲気のめちゃめちゃいいムサニといえど、アニメ業界にある以上それなりに離職率は高いはず……。
金メッシュの安藤さんは、アニメが好き(ついでにBLが好き)ということもあって仕事内容に興味津々で、素直でいい子という印象ですね。おいちゃんと近いタイプかなと思いました。おいちゃんは恐らくBLではなく少女趣味だと思うんですけどね。
眼鏡の佐藤さんは、かなりの真面目さん。転職理由が「通勤が辛かったから」ということで安藤さんと真逆だけど、根はとても真面目で、仕事の効率とかはすごくよさそうな感じ。
制作デスクであるおいちゃんが2人の指導を行っていました。前半はなんとなく見ていた「お仕事」の内容を、ここで丁寧に見られましたね。分かりやすくてすごくよかったです。本当ならチュートリアルは最初にあるべきなんだろうけど、最初は勢いを優先して、取り掛かる作品が切り替わるこの時期にチュートリアルをぶち込んだのでしょう。

みんなで取材!
りーちゃん、アルバイト雇用のはずだけどけっこう深いところまで絡んできますねー。まぁ設定制作って重要ですからね。実際のクレジットにも設定制作ってよく見るけど、本来はどんな人がなるんだろう。
あと、MRJの話が出ましたね!
タイムリーなネタ入れてくるなぁ。遠藤さんはMRJに期待を寄せているようです。僕もけっこう期待してるんですけど、課題はまだまだ山積みのようですね。

新人原画マンの久乃木さん。地味に第12話から顔を見せていますね。
というか、新人といっても原画マンということは動画マンを経ているはずなんだけど、それでこのコミュ障……w
絵麻ちゃんに付き添ってもらってましたが、動画マンのころはどうしてたんだろ。

エリカさんはまだ休職中。新年からずっと休んでるはずだから、この時点で3ヶ月は経ってますな。お父さんが心配ですが、調子よくなったり悪くなったりを繰り返してるだけで、エリカさん自身はまぁまぁ元気なようです。おいちゃんはエリカさんと話せていい気晴らしになったようですね。太郎はビビってましたがw
あと、僕が勝手に「あいあい矢野」って聞き間違えていたやつ、「アイアン矢野」が正しいようですね。ゴスロリ様みたいなものか。

1話絵コンテも上がって、新人制作進行2人もだんだん仕事を覚えてきて、エリカさんの声も聞けて、『サンジョ』制作いよいよ本格的に始動……
かと思いきや、まさかの原作サイドからのキャラデザNGでした。
天気ってキャラクターの心情を表すのによく使われるけど、この落差は上手かったなぁ。
って、感心している場合ではなく。
キャラデザがNG食らったということは、これまでの作画作業がほぼほぼ無駄になったということで……。
とりあえず、唖然としてしまいました。
第16話「ちゃぶだい返し」

おいちゃんの新衣装ー! 二の腕ー!
あ、失敬……
原作者からのメールは「何か可愛さが足りない」的な要領の得ないものでした。この段階になって「直せ」と言ってくるのがそもそもナンセンスですが、直すにしてもこんな内容のない指示じゃあな……。
この時期、原作サイドは気楽ですな。世に発表されてないから、もし企画がポシャってもほとんど痛くない。……たぶん。『サンジョ』は各所から引っ張りだこだったから、ムサニが駄目ならザ・ボーンとかに再依頼できそうですね。ふぁー。

度重なるキャラデザのリテイクに、底抜けの明るさの井口さんもこの表情……。無理ないですけど、心が痛みます。
その井口さんをフォローしてくれたのは、先輩の小笠原さんと後輩の絵麻ちゃんでしたね!
絵麻ちゃんはフォローしたというよりは、ヒミツの体操をしているところを見られただけでしたがw
エンゼル体操、でしたっけ?
あれには大笑いしましたw 今回井口さんに見つかったのは、普段であれば誰も来ない時間帯だったからでしょう。作業が全然煮詰まらない井口さんは、気分転換のためにいつもとは違う時間に屋上へ……という感じ。
偶然だけど、少し必然の入った偶然。天使のような気分になれる体操は、井口さんを少し元気づけたようです。
そして怒れる小笠原さんがかっこよかった!
監督やナベPも参っているんだろうけど、この状況、一番負担が押し寄せているのは間違いなく井口さん。確かに、フォローが足りてませんでしたなぁ。
ただ、「飲みに行こうぜ!」を小笠原さんにピシャリとされてしまいましたが、たぶん井口さんは飲みに行って気分が晴れるタイプだと思う……w

!!!!!???
別に最初からゴスロリ服を着ていたわけではないという小笠原さん。だとしても、この地味さはギャップが圧倒的すぎる……w
のちに分かることだけど、小笠原さんは原画2年目で初キャラデザだったようなので、これがまさに2年目ですね。若いなぁ。超地味な天才若手アニメーター……これだけでキャラ立ってる……
そして今はゴスロリ様。小笠原さんいいところ持って行きすぎでしょう。
そしてバッセンが趣味。どれだけ意外性を突けば気が済むのかw しかも右利きなのに左投げ左打ち、恐らく仕事道具である右手をカバーするためなんでしょうねー。
小笠原さん本人いわく、初キャラデザの重圧で挫折しそうになった時にゴスロリ服を選んだのは、その時の作品のヒロインが着ていたから。なるほど。
でもそれが今も続いているということは、気に入っちゃったんでしょうな。可愛い。

「変な話、やつの所在は分かった」
いやぁこのシーンはワクワクしたw
監督とナベPに「井口さんのフォローをしてください」と注文をつけた小笠原さん、気晴らしだけでなく、ちゃんとキャラデザにもアドバイスをしてくれましたね。
そしてさすがはベテランで実力者の小笠原さん、そのアドバイス通りに描いてみるととてもいい感じになりました。
絶対今日中にOKをもらう……というところでこの展開。
もうね、ここまで停滞していた空気が一気に動き出すこの勢いね。
最高でした。これぞ『SHIROBAKO』のカタルシス!

そしてこのカットで泣いた。
『SHIROBAKO』のお家芸として、作品のワンシーンが最後のカットになることがよくありましたね。あるぴんの泣き顔とか。
ありあが、ありあが笑顔で敬礼してくれた……。
井口さんのこれまでの苦悩が報われるようで、この一瞬で涙腺崩壊しましたよ。これ書いてる今もちょっとヤバイ。
第17話「私どこにいるんでしょうか…」

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!???????!!!!!!!??????!?!?!?!?!?!?!?!?
今年一番のビックリでした。
なんでケーキ屋になって痩せてんだよ、って思ったけど、規則正しい生活をしているからだそうです。アニメ業界にいたら規則正しい生活なんて無理だもんねー。
あと、何故か興津さんは本田さんに対してだけタメ口なのでちょっと新鮮。

相変わらず、とてつもないコミュ障の久乃木さんですが、彼女の言葉をすべて理解できるようになっている絵麻ちゃんがすげぇ。
小笠原さんのような圧倒的なカリスマや、井口さんのようなみんなが頼りたくなるような姉御肌ではないけど、久乃木さんのような子が頼りたくなるような「優しいお姉さん」ですよね。絵麻ちゃんって。
のちのシーンでは、ありあが驚くカットのリテイクのアドバイスをしていました。予備動作が足りない。おお……ってなりましたね。絵麻ちゃんはアニメーターとしても成長している、というのが感じられるシーンでした。
というかそのありあのカットをよく見ると、「歯ブラシ、ヘアクリーム」ってありました。ありあさん……ヘアクリーム……
あとなんで「ありあ」ってひらがななんだろう……

第17話は、ずかちゃんも活躍!
ウメブーの中の人のお仕事をしていましたが、アクターが急に熱を出したため着ぐるみの中の人を兼任。何それすごいw
と思いきや、倒れて立てないところを、子どもたちに立たせてもらうというスーパーアドリブを見せてくれました。こんなすぐ消えそうなゆるキャラの仕事においても真面目に練習し、ウメブーになりきれていたからこそ、できたアドリブでしたね。ダンスまでマスターしていました。仕事に本気の人ってかっこいい。

「おかえり。まだご飯食べてないでしょ?」
おいちゃんが女神に見えた……!
いい先輩になってきましたなぁ。
ミスをしても、帰ってきたらまずご飯……。ケツ叩いてくれるエリカさんのような先輩もいいけど、優しく受け入れてくれるおいちゃんのような先輩もいいですね。
そしてご飯食べたあとは、きちんと反省会。
おいちゃんをデスクに上げたナベPの判断は間違っていなかったようですね。

そして、変な話さんに無茶振りされたPVが完パケ!
いろいろな映像があってよかったけど、なぜか↑のカットが印象に残りました。ありあがカッケェ。でも主人公なのに真ん中ではないんですね。
屋上で流しそうめんをしながらの鑑賞会もいいですな。
そこでは何故か、太郎が平岡さんに急接近。太郎がいい仕事をしそうな予感がするのでした……w
第18話「俺をはめやがったな!」

以前キャストを決める会議で、「一方で、鈴木京子さんの経験の少なさが不安という意見も理解できます。その時は……、私たちが育てればいいんですよ」と言っていた稲浪さん。
有言実行でしたな。
緊張のせいで思うような演技ができなかった鈴木さん、居残りを食らってしまいましたが、稲浪さんがアドバイスをすることでしっかりオーディション時の演技ができるようになりました。

鈴木さんの話なのになぜか返事をするおいちゃん。ナベPのツッコミが面白かったw
いきなりデスクに上がったこともそうだけど、おいちゃんはほんと期待されてますなぁ。本来ならナベPが行くはずのキャスト挨拶に出たり、鈴木さんのフォローに行ったり。まぁ、若い女性スタッフがいた方がキャストの緊張が解ける、というのもあるんでしょうけど。

デスクになってもおいちゃんの怖いもの知らずは健在!
大倉さんにアタックです。
これまでにない相当なクセモノでしたな。
その大倉さん、仕事は本当に素晴らしいんでしょうけど、飲んだくれだし話覚えてないし、一度受けた話断るし、だれにも言わず勝手に取材に行くしで、社会人としては相当アレですねー。そういう人を捕まえて仕事させるのが制作の仕事……難しすぎる……。
第18話はグロスを発注したタイタニックさんの話もありましたが、ほんと、周りに振り回されてばかりの仕事ですな。こうやって振り回す側って、普通ならもう仕事回してもらえなくなるんだろうけど、アニメ業界だと人手が足らなすぎて時にはクオリティの低い仕事も覚悟しなければならない……と。
あと、タイタニックさんが十分な働きをしてくれないのは「予定を空けていた時期に仕事が来なくて忙しくなってから来た」という理由もある……というのは納得でした。まぁ原作サイド、というか茶沢のせいなんだけど、作画インが遅れてなかったら「キャラクターが違う」なんて馬鹿みたいな話にはならなかったんでしょうね。

ここが初登場じゃないんだけど、おいちゃんの夏衣装のうちこれが可愛くて好きです。ピンクのタンクトップにショーパン、腰巻き。えろい。
でもなんだろう、ここまでラフでいいんだろうか……w
制作って、ある種の営業ですよね。まぁ営業とは違うんでしょうけど。アニメ業界全般が私服OKという感じ? なのだとしても、おいちゃんがよく来てる青のジャケットみたいな、ちょいとしたビジネス感って必要なんじゃないですかね。
それ言い出したらエリカさんどうなのよって話になるんだけどさ。
可愛ければいいや!

そこ、キャプ取るところ違うとか言わない。
だってここ見ても誰かって分かるじゃん?(絶対領域に吸い寄せられただけ)
ここで満を持してエリカさんが復帰ですよー!!!
この時、作中時間はいつだろう。でも半年は休んでましたよね。長かったなぁー。
でも、むちゃくちゃ嬉しかったですね。おいちゃんが一杯一杯になりそうなドンピシャのタイミングでの復帰、出来すぎだけどテンション超上がりました。
第19話「釣れますか?」

エリカさんからおいちゃんへのお土産は、アロマキャンドルでした。気が利くなぁ……w
アロマって地味に興味あるんだけど、僕アレルギー性鼻炎で、年の半分くらいは鼻が異様に敏感で「いい匂い」をかぐと超むずむずして涙が出ます。
アロマの香りに包まれて、おいちゃんは元気いっぱいになりました。女の子が癒されてる図って絵になるね。

何十年も夢持って仕事している人が、エリカさんは「好き」。
平岡さんは「嫌い」。
安心した!!!
なんか旧知の仲っぽくてすっげぇハラハラしてたんだけど、ただ旧知ってだけで価値観に完全な違いがある!
安心した!
エリカさんはみんなのエリカさんでいて欲しいよね。「おいちゃんは俺の嫁!」「絵麻ちゃんは俺の嫁!」「本田さんは俺の嫁!」っていうのはいいけど、「矢野さんは俺の嫁!」とか言い出すやつがいたら屋上だよね。

今回の感想記事では1話につき5枚、って決めたんだけどなんでこのシーンでキャプ取ってるんだ……?
と思ったら、エリカさんのこの服が好きだから取ったのでした。てへぺろ。
どうでもいいけど、エリカさんいろんな服着るけどニーソだけはいつも同じだよね。
もっといろんなニーソ見てみたいなぁって思うのは私だけ?
チャームポイントとしてはバッチリですけどね。
あ、そうそう、このシーンは服だけじゃなくてシーンとしても好きです。
エリカさんの醸し出す雰囲気が「仕事のできる女」感あって惚れる。こういう言い方はあまり好きじゃないんだけど、いわゆる「ロリババア」のジャンルではエリカさん最強だと思うんです。
「私、この業界入るまで大人の人ってちゃんと仕事するのが当たり前だと思ってました」というセリフは印象的。いや、当たり前のはずなんですけどね……w

動画のあの子!
杉江さんの未来の奥さん。めっちゃ可愛いな……w
あの杉江さんにもこんな頃があったんですねぇ。
武蔵野アニメーションの前身、武蔵野動画のワンシーンが映し出されましたな。社長がおいちゃんに話して聞かせた感じだろうか。
『えくそだすっ!』の時にハードディスクごとデータを持ってきてくれた百瀬さんもいました。
セル画時代のアニメ制作の舞台、ということで面白かったです。あと、このあと流された『チャッキー』を見てガン泣きのおいちゃんが可愛かったw

これは……杉江3日伝説……!
EDがまさかの『チャッキー』に差し替えってのも面白かったですが、そこで杉江さんの仕事が見られるとはなぁ。思わぬ不意打ちでしたよ。
動画のあの子も出てくるし、地味に杉江さんがフィーチャーされてたな第19話w
第20話「がんばりマスタング!」

安藤さん可愛いなぁ。
なんでアニメの仕事をしているのか、という話でした。
いろんな人がそれぞれ理由あって、面白かったです。その中でも安藤さんの理由が印象深かったからキャプを取った……というわけではなくて、可愛いから取っただけなんですが……
好きだから続けているというのはいいですね。

平岡の野郎に嫌味を言われたりーちゃん、落ち込んでしまいました。あいつあとで金的な。
でもなんというか、たくましいですね!
電車に乗っている人たちを勝手になんかの登場人物にして謎シナリオ作成。一見ただの危ない人ですけど、必死に心を整理している感じがいじらしい。打たれてもちゃんと起き上がる、りーちゃんがさらに好きになるシーンでした。
そのあと舞茸さんに「男とか女とかじゃないですから!」って弁明しだしたのは笑ったw 「何言ってんのお前?」と呆れつつもちょろんとアドバイスしてあげる舞茸さん大人の男性っす。

平岡の暴走は止まらず、ついには円さんと大喧嘩をしてしまいました。
まぁここは円さんも大人じゃなかったけどね。平岡の態度に怒ったのだとしても売り言葉に買い言葉ではただの喧嘩だし、先に(間接的な)暴力に出たのは円さんでした。
そのあと「ごめんなさい」できたのはよかったですけどね。
僕の職場でもこんな感じの喧嘩があって、片方は退職してしまいました。その直後は職場の雰囲気マジでやばかった……。円さんと平岡は、その場で怒ってくれる興津さんがいて事なきを得ましたね。
このあとから、太郎がなぜか「大ちゃん」って呼ぶようになったんですよね。
「バーン、ドカーン、ステキィィッ」っていう太郎のセリフが好き。この重たい雰囲気緩和能力な。エリカさんがお父さんの件でヤバかった時も底なしの馬鹿を見せてくれましたが、もしかしてこれ計算でやってんじゃないかと少し思えてきました。

マスクつける仕草に惚れた。
大好きな先輩が風邪! お見舞いに行かねば! ということで(どういうチョイスなのか)焼き芋を持って参上した久乃木さん。
「ちょっと寄ってく?」と招き入れる絵麻ちゃんのお姉さんっぷりも素敵ですが、万一風邪をうつさないようにマスクをつける気遣いがいいですなぁ。まぁ人前でマスクつけるのは特別なことではないんだけどさ。耳に引っ掛ける仕草とのコラボレーションがたまらないんだね。

キャシー! いやぁぁぁぁぁぁ!
シナリオ会議を挟んで、ちょいちょい『サンジョ』の映像が流れましたね。キャシー死ぬのか……。なんか地味に心に来ました。
『えくそだすっ!』ほど突っ込んではこないけど、『サンジョ』もだんだんと内容が分かってきて、見てみたくなってきましたよ。
第21話「クオリティを人質にすんな」

落合さん久しぶりー! でもここだけだったw 木佐とか富ヶ谷さんと同じ扱いなのはなんか納得いかない……w
なんのためにこの仕事しているのか、の続きでしたな。
第20話ラストが「でも、みんながやりたいことがあるなら、それを援護することはできる!」だったからおいちゃんの問題は解決かな?と思ってたんだけど、もう少し続きましたね。

目上の男性をアゴで使うエリカさん。素敵です! まぁ仕事くれてるのにまともに働こうとしない池谷さんを「目上」とは言いたくないけどね……w
のちに、「ACツチノコ」の社長の磯川さんが出てきましたね。エリカさん、平岡と合わせて専門学校の同期かぁ。狭いなぁアニメ業界。

1年経った……!
粋な演出でしたな。第1話がまさに『えくそだすっ!』1話の放映で、こんな感じでみんなで鑑賞会をしていたのでした。1年前からいるメンバーはほぼ同じ動きしてて笑った。
太郎の「そこはうちの『サンジョ』だってズバッと言い切りましょー!」が地味に好き。第1話でも『えくそだすっ!』を推してましたね。自社作品が1番だと言いたい、それくらいの自信というか、厚かましさが好きです。

瀬川さん激おこ。というかマジで怖くてチビるかと思った……。
平岡の対応に堪忍袋の緒が切れた瀬川さん、「担当から外して」と言ってきました。たぶん瀬川さんはそれなりにキレやすい方だと思うんだけど、それにしてもこれは尋常じゃないぞ。
おいちゃんが平岡に話をして、瀬川さんとの間を取り持ち、どうにかなったようですが……。
にしても太郎、この時期になっても「まだマシ」とか言われてるのね……w
ここ最近はトラブルがないというか、PVの先行カットもきちんと集めてきてるし、普通に仕事してるなぁと思ってたんだけど……w

「ごめんね。一緒にがんばろ!」
これができたら本当に理想なんだけどなw
と、この作品を象徴しているようなシーンでしたね。これができないからこそ、上手く上手ーく間を縫ってどうにか取り持ってアニメ制作の全体図を整えていく「制作」の仕事が必要なんだなと思いました。
話はだいぶ飛ぶけど、『俺ガイル』で、平塚先生が「何も仲よくしろとは言ってない。上手くやれって言ったんだ」みたいなことを言っていました。
学校だと、極端な話、「仲いい」か「仲悪い」のどちらかで済むんですよね。あるいは「無関心」も入ってくるのかな。
でも社会人になると、「仲よくする」まで行かずとも「上手くやる」必要は出てくる。平塚先生はそれを教えようとしていたのでした。
と、いうのを思い出しました。制作進行やデスクは「上手くやる」プロなんだなぁ。ロマンがないようにも見えるけど、これってすごいことだと思います。
そして、居酒屋でのおいちゃんのセリフにつながるのかと。
「みんなにいいアニメを作ってもらえるよう、頑張りたいです!」
おいちゃんがずぅーっと抱えていた、「どんな目標を目指せばいいのか」「なんのためにアニメの仕事をしているのか」という悩みに対する答えが出ましたね。
第22話「ノアは下着です。」

不器用系いじらしキャラ!
実際に梅干しを食べながら、そしておいちゃんとりーちゃんに食べさせながら研究していた梅干しを食べるシーン。これはいいですなぁ。ありあのキャラクターが伝わってくるのはもちろん、そういった情熱や技術を絵麻ちゃんが習得しているということですからね。
その技術が井口さんに認められ、なんと作画監督補佐に推薦されました。これはすごい大躍進!
しかしなんだ。ありあさんは歯磨き粉と間違えてヘアクリームを口に突っ込んだり、梅干し食べてしかめっ面したり、意外と変な子なんだね……w

新川さんと堂本さん、夜のおでん屋で最後の晩餐。
堂本さん、中学生の息子がいるんですねー。「背ぇ伸びてほんと邪魔」ww やばいこの雰囲気面白すぎるw
この2人はほとんど出番なかったですからね。こういう「大人な女性」的な出番があるのは上手いなぁ。堂本さんとかはもっと見たかったので超嬉しかったです。
息子の話からいろいろ飛んで、後半は制作への愚痴になってましたね。
おいちゃんに関しては頑張ってるとの評価ですが、基本的には気に入らないよう。曰く、自分の話数のことしか考えてない……、まぁそうかもしれないねー。でも進行はほんとに自分の話数で手一杯だからなぁ……w 誰かがちょっとでもポカやると、序盤のおいちゃんみたいに大迷惑こうむるし。
でも、新川さん(色彩設計)や堂本さん(動画検査)は基本的に全話数に関わってるから、制作とは視点が違うんでしょうね。

一方こちらは野郎の飲み会。
太郎の絡みはクッソうざいけど、最後には平岡に笑みが見えましたね。なんで太郎が平岡に懐いてるのかは謎だけど、太郎がかなりいい仕事しててなんか悔しい……w
平岡は「根が真面目だった」というのもあるけど、駆け出しの頃に散々叩かれたのが原因でああなったのですねー。実際にありそうで怖い。
だから許すってわけじゃないけど、ムサニでいろいろ懐柔されてくれい。

このシーン大好きw
笑いと感動が同時に押し寄せる、素晴らしいシーンでしたw
作監補佐の話に及び腰になっていた絵麻ちゃんだけど、杉江さんに説得され、引き受けてみることにしました。
そして、大好きな先輩が不安ながらも一歩を踏み出した様子を見て、自分も一歩踏み出さなきゃと思った久乃木さん。まずは作打ちに1人で行くところから!
「これは、下着、ですか!?」ww
久乃木さんの成長に感動していたらセリフがこれww
初めて一文全部言えたのがこれww
監督たちのリアクションも最高でしたw

そして最終回のアフレコが終わったと思ったらこれだよ……。
この葛城さんの作画がめっちゃよくて笑った。
いや笑えない!
最終話絵コンテ没。なんか……なんか……ビジネスとしてありえなさすぎる……。
第23話「続・ちゃぶだい返し」

敵にやられて瀕死の状態になりながらも、どうしてもみんなのいる基地に帰ってきたかったキャシー。
そんな中、仲間の死を悼む暇もなく出される出撃命令。
でも、ありあは飛べない……。
……いやいやいやいや!
鬱すぎるでしょ!
ここで終わるんだよね? 嫌だよそんなの! 間違いなく炎上しちゃうよ!
やばい、なんか「どうしても帰りたかった」キャシーの心情とかに感情移入してたら涙出てきた……。
原作通りに終わらせてくださいとの注文が来て、バッドエンド以外作れなくなってしまいました。
なんとも言えないね……。原作付きアニメにおいては、原作サイドが神。その言うことには従わないといけない。
いろんなアニメの話を聞いていると、原作者や原作サイドがほぼノータッチの作品もあるようですし、逆に原作サイドへの確認を怠ってあとで怒られる現場もあるようです。難しいですなぁ原作付き。

行き先を見失いかけている船を立て直させるため、社長が監督と面談をしてくれました。
そしてブーンww いい年したおっさん2人ww
社長ってどんなピンチでもニコニコしてるけど、そんな社長がいることで、現場は潰れずに済んでいるんでしょうね。

スリム本田さん再び!
差し入れを持って来ただけでしたが、なんと、野亀先生のメールアドレスを発見してくれました!
あれだけ「万策尽きた」と言っていた本田さんが、「尽きてません!」と監督の言葉を遮ったのはとても印象的でした。なんだろう。ケーキ屋になって余裕ができてたのかなw
でも、それが本当に助けになりましたね。
そして原作者にメールすると、速攻でアポイントメントが取れました!
これは何やら事態が好転する予感!

そして本当に好転したのでした。
最初に決定稿とした最終回が気に入らないのは変わらなかったけど、話してみると、かなりいいところに着地点を見出せましたね。
頭が固い人というわけではありませんでした。
しかも、いちいちちゃぶだい返しになっていたのは編集が仕事してないからだったw
この会議室でのたった数分(実際にはもっとありそう)の会話、これをシナリオ会議の時点でやってればなぁ……と思わざるを得ませんね。
今回は編集1人がアホウだったということでまとまりましたが、これ、夜鷹書房としてはけっこう痛いことになったのでは……w
まさかムサニが「夜鷹書房ヤバイ」って言いふらすことはないでしょうけど、何かしらで噂が広まりそうです。そしたら「あそこの作品アニメ化しようとしたら現場崩される」ってアニメ業界全体に思われる可能性も。
ぷる天じゃないけど、信用ってのは一瞬で崩れるものですな。

ガチ泣きのおいちゃんを抱きしめたい。
あ、失敬……
この涙には感動しました。
おいちゃんの仕事はまだまだ残ってるけど、アフレコの終了って、やっぱり1つの区切りなんですかね。「作品がやっと完成へ向かう」、そんな感動と、ありあがまた飛べるようになったことの感動がないまぜになっているのでしょう。
そして、ずかちゃんですね。
第22話では人気の女子高生声優の番組を見て腐っていたずかちゃん。どれだけ頑張っても仕事が来ない……。
と、思っていたら、まさかの『サンジョ』の仕事が来た!
監督と原作者の会議がこんなところにつながるとは、まさか思いませんでしたね。
そして、急遽キャシーの妹役に選ばれたのはずかちゃん。オーディションの時は、誰役で受けたんでしたっけ? でも、監督的にはキャシーっぽいと思ったようで、キャシーの演技もやりましたね。
その場ですぐキャシーの演技ができたのは、その作品についてしっかり勉強してきたから。
そんな努力が、回り回ってここで報われたのでした。
ずっと悩んで、それでも頑張ってきた友人が報われた瞬間。
そこに立ち会えたおいちゃんは、本当に嬉しかったんでしょうね……。
そして、これにて5人全員が『サンジョ』に関わったことになりますね!!
おいちゃんはデスクとして。
絵麻ちゃんは原画、作監補佐として。
ずかちゃんは最終回、妹役として。
みーちゃんは戦闘機とキャラのモーションとして。
りーちゃんは設定制作、脚本として。
感無量だ……。


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