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響け!ユーフォニアム

響け!ユーフォニアム 第二回「よろしくユーフォニアム」 感想!

どっちに手を上げても、高坂さんにどう思われるのか気にしてるのかなぁって。

 
 
 
煮え切らない人間関係
『けいおん!』は出会った瞬間に煮え切ったなぁ……。いや、それがどうこうというわけじゃなくてね。

もやもやもやもやぁっ!というのが残った第2話でした。
ただ「つまらなかった」というわけではなくて、めっちゃ面白かったです。このどう転ぶか分からない危うさね! ヒヤヒヤワクワクですね! そういうのがあって、すごく見応えあるんだけど、一歩間違えるとギスギスしそうな綱渡り感が半端ないですな。

とりあえず久美子は、麗奈となかなか話せませんねw
中学の頃の件をとにかく清算したい気持ちがあるんだけど、自分の中でもいろいろなものが定まっていなくて、結局二の足を踏み続けているという。もやもやしますなぁ。

久美子としては、実際どう思っているんだろう?
余計なひと言を言ってしまった、というのは間違いないでしょう。そういう「余計なひと言」のクセがあることは自覚してそうだし、あのひと言が麗奈を傷つけただろうっていうのは分かっているはず。
でもあの状況、麗奈の方がむしろ場違いだったんじゃないの? という気持ちもあり。……まぁそれ考えたら、せっかく周りは金賞に喜んでいるのに、1人だけ悔し涙流してたら周りが冷めてしまう可能性もあるんですけどね。葵ちゃんじゃないけど。

麗奈の方は、さほど気にしていないように見えました。久美子のことを「中学でも一緒だった子」程度にしか思っていないような。
ただ、本当に「何もない」ことはないと思いますね。あまり気にしていないように見えて、麗奈も中学の頃の件が多少なりとも引っかかっているはずで、なかなか気持ちの整理がついていない状態のはず。だから気持ちを前に出さないようにしているだけ。
……だと思ったんだけど、さぁどうだろうw

それにしても麗奈さんは、意外と大人しいですねー。
なんというか、早速いろいろな起爆剤になることを期待していたんですけど、普通に新入部員やってました。どこかで物足りなさを感じていそうなものだけど。「全国大会」の選択肢に1人だけ手を高く上げていたシーンは、露骨に「孤立感」を演出していましたね。

問題は葵ちゃん。
何か……あったんですね……。
「全国大会を目指さない」に高く手を上げたシーンはビビりました。のちに「問題ない方向にまとまっていく」って言ってたけど、「目指さない」に手を上げるのはだいぶ波風を立てる行為のように思います。葵ちゃん自身は、「丁度いい感じ」を目指したいのではなくて、たぶん「外れたい」んじゃないかなぁ。

アリバイ、と言っていました。
つまりこういうことでしょう。「私は別に全国なんて目指してなかった」
そういうアリバイを張っておきたい、何かしらの過去があったんでしょうね。うーん怖い。

ただ、久美子に言ってしまいましたね。
「高坂さんに、私悪くないって言いたいんだ。違う?」

これだいぶ、葵ちゃん個人の感情が入ってますよね。自分がその立場だったら、葵ちゃんは私悪くないって主張したい。まぁそれはいいです。でもそれを「久美子の気持ちを代弁した」みたいに言うのは、少しよろしくないですなぁ。
久美子も「そうかもしれない」という方に気持ちが傾いてしまいました。「葵ちゃん」と呼び捨てる仲だけど、2つ上の先輩。葵ちゃんの言うことには説得力があります。
今回のベンチのシーンは、悪い方に転がっていくような気がしてなりません。

……と、いう風にいろいろ見える作品ですね!
いやー面白いです。もうちょっとパーッとした雰囲気も欲しいけど、それは久美子たち3人の仲よしの様子があるから大丈夫です。あと副部長な。あの子いいな。

全国は目指すべき?
たぶん、この作品のテーマではないんじゃないかな、とも思ったんだけど、書きます。

今回来た新しい先生、どうもやり方上手くないなぁと思いました。
「全国を目指すか、目指さないか」。
久美子は結局麗奈のことを気にしただけだったけど、この質問は実際、卑怯だと思います。だって「目指さない」に挙げられないもんね。
「スローガンのようなもの」というふわふわした形にしておくのもよくないけど、こうやって「じゃあ全国目指しましょうね」と決めてしまったら、生徒の心の逃げ道を封じてしまうことになります。
練習が嫌になっても辞められない。そんな空気を生んでしまうのではないでしょうか。

ちなみに、僕が中学の時に、同じような状況になりました。
本気で練習するか、楽しみながら練習するか。
ちなみにバレー部。吹部ならまだしも、男子運動部が後者を選ぶわけないですよねー!

僕はちっとも本気出したくなかったんだけど(そもそも友達に人数合わせで入って欲しいと頼まれたのが最初だったので)、空気に負けて「本気で練習します!」って言いました。全会一致。

ただ、その時の顧問が上手かったのは、「全国」とは一言も言わなかったことです。
運動部で↑みたいな質問が飛び出すくらいですから、僕らのバレー部は超弱小でした。だからまぁ、全国なんて言おうものなら、たぶん潰れてましたね。だって無理だもん。根性論でどうにかなる話じゃない。

だから顧問は、まず「最初の試合を勝つ」というところを目標にしたんですね。勝ち経験のない僕らには、丁度いい目標でした。
身の丈に合って、目指しやすい。
かといって、楽に突破できる壁でもない。
そしてだんだん、目標を上げていく……そんな感じでした。だから僕も、楽しみながら本気で練習に取り組めましたね。まぁ1回戦敗退でしたけどね。

そんな感じ。
「全国か、全国じゃないか」の2択は駄目です。かえって実力もつきません。
……と、いうことを思ったんだけど、テーマとは関係ないと思うので、今後作品で触れられない可能性高し!

3人は楽しい
いやぁでも、久美子たち3人はいい感じの仲よしですね! 出会ってすぐ煮え切っています! 安心して見られるわぁ。

最初は引っ込み思案な印象があった緑が、意外と前に出たり、察しがよかったりするのは意外でした。
「コントラがいない」という状況に颯爽と手を上げてヒーローになったシーンは面白かったw 弱小吹部だけど、緑自身はコントラに本気なんでしょうなぁ。

そして、久美子の心情を言い当てた↑のセリフにはビビりましたね。
久美子、完全に言い返せない。そしてそれを友達に言えるっていうのが尊敬できます。伊達にサファイア名乗ってないな!

「別の楽器やりたい」っていうアイコンタクトを読んだシーンも面白かったです。
葉月も楽しい子だし、3人はずっと固まってワイワイしてて欲しいなー。

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6 Comments
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2015.04.15 06:17 | | # [edit]
名無しる@ふわさん "タイトルなし"
さすが原作者が女性で吹奏楽経験者だけあって、部内の人間関係や描写が生々しいですなー。

>それにしても麗奈さんは、意外と大人しいですねー。
麗奈が部内で浮かないか心配です。あれだけトランペットが上手ければ、それを快く思わない人もいるわけで…。
http://i.imgur.com/zs1Y1Zk.jpg
↑二年の先輩とかこんな顔してましたし……

>問題は葵ちゃん。
葵ちゃんはアリバイ発言といい部活辞めるフラグビンビンですな。
あの葉っぱを捨てた描写が不穏な何かを暗示しているように思えてなりません。

>あと副部長な。あの子いいな。
あすか先輩は表情がコロコロ変わって見ていて楽しくなります。このアニメの清涼剤的存在ですね。
これから話はきっとどんどん重くなっていくんでしょうが、あすか先輩は最後までブレないであのままのキャラでいてほしい。

>今回来た新しい先生、どうもやり方上手くないなぁと思いました。
むしろ狙ってやったんじゃないかと思えてなりません。あの先生策士ですよ(確信)。
たぶんああなるのはわかってたはず。高校生であの場で「さあ、全国行くか今ここで決めて下さい」ってなんて言われたらちゃんとみんなで相談もできず結果多数決にならざるをえませんし、あれじゃあ自分たちで決めたとはいえない。ですが、練習がきつくなった時、「自分たちで決めた」という事実を提示することができるわけですし。
あの先生の「キィー」という不協和音を挟むことで、目標決めの緊張感や不安感、そして今後への不穏感を演出しているのはさりげないけどいいなと思いました。

>いやぁでも、久美子たち3人はいい感じの仲よしですね! 
前回久美子は葉月を一回も名前で呼んでなかったので、冒頭で「葉月ちゃん」って久美子が呼んでたのはよかったです。


今回は特に背景が凄かったですねー。もはや狂気すら感じる密度。
撮影効果もたぶん入ってるんでしょうが、きれいすぎて目を奪われました。
2015.04.15 21:16 | URL | #- [edit]
名無しる@ふわさん "タイトルなし"
あ、「キィー」っていうのはチョークの音のことです(^^;
2015.04.16 01:15 | URL | #- [edit]
ぺが好き だった気がする、覚えてません "タイトルなし"
お久しぶりです。先週から始まった京アニ新作「響け!ユーフォニアム」ですが、原作既読者としてこれほどコメントしにくいアニメはいまだかつてありません。でもネタバレではないちょっとした豆知識を。これはこの前の先行上映会で監督がおっしゃっていたんですが、OPの最後のシルエットは吹奏楽部員全員だそうです。本当はOPに全員出してあげたかったらしいんですが、自分の腕では無理でしたと言っていました。あと原作者の方は京都出身の方で現在府内の大学の四回生ですね。関係ないですけどその大学の近くにたまこの舞台のモデルとなった出町柳商店街や鴨川があります。また作中の学校名は実在する学校名を少しいじったものです。例えば立華高校→橘高校 堀山高校→堀川高校
みたいな感じです。少し調べたんですが、この二つの高校どっちもすごいです。あと舞台の宇治は京アニのすぐ近くなので聖地巡礼ついでに京アニに簡単によれます。ただ宇治は京都から若干離れているので京都に来たからといって気楽にはいけませんね……
2015.04.16 19:08 | URL | #- [edit]
神酒原(みきはら) ">名無しる@ふわさん"
>さすが原作者が女性で吹奏楽経験者だけあって
女性だから生々しい、女性だから繊細な描写、ってのはよく聞きますけど、あんま関係ないように思います……w
男性だって生々しいの書けますし、女性だって生々しくないの書くでしょうから。その"人"によりけり。

>麗奈が部内で浮かないか心配です。
今のところ、わざわざハブろうって流れにはならない気はします。麗奈自身が普通にしているので。ただ、最初のうちは「新入生入部したて」という状況もあって大きな動きはないだろうけど、みんながある程度慣れてきてからが怖いですね……。
2年の先輩……リボンさん! これは気づかなかったw

>あの葉っぱを捨てた描写が不穏な何かを暗示しているように思えてなりません。
これは思いました!
このシーンは葉っぱをマウスピースに見立てていましたからね。その葉っぱを捨てるということは……。
辞めるにしても、穏やかじゃない辞め方になりそうでビクビクしています。

>あすか先輩は最後までブレないであのままのキャラでいてほしい。
地味に今回、しょぼいマジックやってくれなくて寂しかったですw 常に笑顔でいて欲しいですねー。
ただ、「どんどん重くなる」ほどシリアス多めな作品ではなさそう、と僕は感じていますよ。普通に楽しい展開とか、スカッとする展開とかもありそう。

>ですが、練習がきつくなった時、「自分たちで決めた」という事実を提示することができるわけですし。
いえいえ、これがよくないと僕は感じているのです。
「一度入部したからには3年間打ち込むのが絶対えらい」っていうわけでは、絶対にないはずです。辞めたけりゃ辞めればいい。むしろ、「やっぱり吹奏楽は違う」と感じたり「他にやりたいことができた」となったりした時、部に辞められない雰囲気がある方がまずいです。生徒の将来を奪ってしまう危険性があります。特にこんな弱小部だと、3年間続けたい、将来も吹奏楽を続けたいという目的があって入部している子の方が少数でしょう。実際、経験者は重宝されていましたし。
こういう雰囲気を先生主導で作っちゃうのは、あまりなぁ、と思ったのです。
でなくても、練習がきつくなった時に「自分たちで決めたでしょ?」って言われたら、生徒たちは仕方なく手を上げた子がほとんどだと思うので、絶対心からは納得できない。でも手は上げたので、反論もできない。一種の恐怖政治みたいになってしまうのでは。

先生にはもしかしたら、ちゃんとした意図があるのかもしれないですけどね。

>冒頭で「葉月ちゃん」って久美子が呼んでたのはよかったです。
これは気づかなんだw 3人の友情としては、ひとまず前回の2人が久美子を誘ったシーンでまとまった感があると思いました。久美子が「2人が言うなら」ということで入部を決めた、というのは、心を許した描写と捉えることができますし。

>今回は特に背景が凄かったですねー。もはや狂気すら感じる密度。
当たり前のように綺麗であまり意識していなかった……w
もう一度見て見ます!
2015.04.17 22:26 | URL | #- [edit]
神酒原(みきはら) ">ぺが好きさん"
ぺが好き、で合ってます!w
『甘ブリ』以来ですねー。

>原作既読者としてこれほどコメントしにくいアニメはいまだかつてありません。
そんなに!
では、そのまま口にチャックをしておいてくださいw こういうのは原作既読者の宿命だと思います……w

>OPの最後のシルエットは吹奏楽部員全員だそうです。
なるへそ。そうだろうな、とは思っていました。ぐるって回るところは全員じゃないんですかね? 全員出したかったということだけど、別に全員出す必要もないような気もします。

>あと原作者の方は京都出身の方で現在府内の大学の四回生ですね。
ほう。お若いのか……? 学業との両立はすごいですね。

>あと舞台の宇治は京アニのすぐ近くなので聖地巡礼ついでに京アニに簡単によれます。
聖地巡礼にはあまり興味なくて……w
2015.04.17 22:40 | URL | #- [edit]
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