名探偵コナン 劇場版 『純黒の悪夢』 感想!
第20弾でございます。ストーリーがすごくよかった!
私事ですが……
えー、11ヶ月ぶりのブログ更新でございます。
なぜ止まっていたかというと、まぁ特に理由らしい理由はないのですが、「忙しい忙しい」と理由にならない理由をつけているうちに更新しなくなってしまった感じですかね。
でも『コナン』だけは! 『コナン』映画だけはぁぁぁぁぁぁ!
という思いで、ブログの管理画面を開いた次第であります。
さぁ、更新が再開することはあるのだろうか。
第20弾です!
節目の第20弾ですよ!
面白かったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
第19弾『業火の向日葵』はあまりよい感想を書けなかったですからね。「面白かった!」と言えて、ひとまず嬉しく思っております。
とりあえず1人で見に行きました。家族とでも、あと1回見に行きたいなぁ。
今回の灰原
毎年恒例、灰原の話から始めましょうか!
といってもまぁ、活躍具合の話をすると、今回はそう多くはありませんでしたね。
黒の組織と対決する映画ということで、『天国へのカウントダウン』ほどとは言わずとも、ちょっと期待してたんだけどなぁ。お話の本筋に絡んでくることはありませんでした。
ジンに狙われてるよヤバイよ! という予告も予告詐欺だったかぁ。まぁ狙われてはいたけど。
まぁいいでしょう。
たとえ灰原の出番が毎回そんなに多くなくとも、僕は「次回こそは!」って願い続けるのだ。
あ、博士宅の地下でコナンの手をつかむところとか、スペアメガネ使って現場へ駆けつけるところとか、見どころはしっかりありました!
願わくば、クライマックスでもう少し分かりやすい活躍があればなぁ。
次回こそは!
次回は西へ行くようだけど、次回こそは……!
感想
さて。
今回は第20弾ということで、きっと何か仕掛けてくるのだろうなぁと思っていました。
第10弾のときは(ほぼ)オールスターを実現しましたね。
「黒の組織との対決」というところが第20弾の仕掛けかなぁ、とも思っていたのですが、いやぁ、仕掛けてきましたねぇ。
まさかの(たぶん)劇場版初の事件なし!
あ、いや、事件はあるけど、「事件が起こって容疑者が複数いてコナンが推理で犯人を追い詰める」という鉄板パターンがありませんでした。
これは驚いたw
イイとかダメとかではなく、新しい脚本構成でしたなぁ。
全体的に見れば楽しかったので、そこはとてもよかったです。
ただ、まぁ先に不満点だけ吐き出しておくと、2点だけちょっとどうもなぁという点が。
ひとつは、ノンストップ感があまりなかったことです。
シーンひとつひとつは緊迫していて面白かったんだけど、ぶつ切り感があったように感じました。セリフの長さとか、BGMとか、その辺の演出でもっとつなげられたような気がします。
その点、『探偵たちの鎮魂歌』が最高だったなぁ。
もうひとつは、さすがにちょっとオールスター感を薄めたほうがよいのではと思ったり思わなかったり。
今回特に感じたのは目暮警部たちなんだけど、「公安に協力を申し出よう!」というカッケェセリフのあとに何もなかったのはなぁ。
登場人物全体の動きがとっ散らかっているような、そんな感じがしました。
蘭もそんな感じ。取って付けたように引っ張り出されたけど、結局、コナン「蘭が水族館にいる」ことにすら気づかないとはなぁ。作品的に蘭を出さなきゃってのは分かるんだけども。
まぁ、そんなもんです。
細かいところが気になってしまうのはいつものとおり。
いやね。
いつものパターンの事件を排したことで、キュラソーを軸に据えたお話が展開されたわけですが、これがとても面白かった!!
なんというかね。
探偵団の子どもたちとの触れ合いからけっこう楽しかったのですけどね。
記憶が戻ってからですよね。
最高でした。
あっさりと黒の組織を裏切り、脱出!
ここでもうワクワクしまくったんだけど、途中で出会った灰原との会話がすごくよかったなぁ。
「今の私のほうが心地いい」みたいな感じでしたっけ?
気持ちがスッとするような言葉でした。
そして最後ですよ。
子どもたちを助けるために重機で突っ込むところで泣いた……。
腹に建材を突き刺しながらも、絶対に子どもたちを死なせまいと……。
その手にはイルカのマスコットが握られていました。
やばい、思い出しただけで泣く。
エンドロール後も素敵でした。
蘭姉ちゃん、最後にいい感じだったなぁ。
「友達になれそうだったのに」と肩を落とす子どもたちだけど、「それはもう友達なんじゃない?」と。
子どもたちがお姉さんを想えばこそ、キュラソーは身を投げ出したんですよね。
いやぁ……。
胸に染み入る……。
とまぁ、とにもかくにもストーリーが最高でした。
たぶん歴代最高で好きかもしれない。
見た直後だからそう思うのかもしれないけどw
毎度楽しみにしているアクションは、今回もとても素晴らしかったけど、さすがにちょっとハチャメチャやりすぎた感もw
コナンたちが超人すぎるのはまぁ置いとくとして、ゴンドラが落ちるシーンなど「さすがに大怪我だろ」というところが多かったですね。
まぁ、ダイナミックさを出すためのご都合ならある程度いいんだけどもね。
あとは画面が暗すぎなければ最高だったなぁ。何ヶ所か、わりとよく見えないところがありました。
総じて、とてもよかったです!
僕は今のところ、たまたま5の倍数の映画が特にお気に入りなんだけど、こいつは……さすがに入りそうにないかな……w
まぁでも、何度でも見たいなー。


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