登場人物

酒原（さけはら）：対話感想にだけ出現する、このブログの住人。2016年にブログがリニューアルされ、それに伴って名前の変更を申し出たが、そうは問屋が卸さなかったらしい。酒が苦手なのになぜこんな名前なのかと不満らしい。

神酒原（みきはら）：このブログの管理人。海の近くに住んでいる女の人って、たぶん髪の手入れとかとても大変なんだろうなぁって思う。

神酒原    「Saint Snow、すごかったね」

酒原       「そうだな」

神酒原    「作画が」

酒原       「…………え？」

神酒原    「作画すごかったよね」

酒原       「お前ってとりあえず全方位に喧嘩売るけど、そういうのやめない？」

神酒原    「いやだって！ 作画だったじゃん！ ダンス！ 作画だったじゃーん！」

酒原       「だからなんだよ」

神酒原    「僕は常にこういうのを見たいんだけど、Aqoursは基本的にCGじゃん。アップになると作画だけど。Aqoursも作画で見たいよ……」

酒原       「Saint Snowは2人だからな。作画が比較的大変じゃないんだろう」

神酒原    「…………」

酒原       「どうした？」

神酒原    「Aqoursも千歌ちゃんと曜ちゃんの2人にしよう」

酒原       「お前それ本気で敵増やすやつだから撤回しとけ」

神酒原    「ごめんなさい嘘です！ 前言撤回です！ CGダンス最高！」

酒原       「よしOK」

神酒原    「でもSaint Snowのやつらは嫌い」

酒原       「なんだよいきなり」

神酒原    「μ’sを目指しているなら諦めたほうがいいですね」

酒原       「言ってたな」

神酒原    「お前らも9位のくせに何言ってんのって思った」

酒原       「まぁ、そうだな」

神酒原    「しかもその口で素敵な歌とダンスでしたって言っちゃうんでしょ？ 心にもないことを言ってるのがバレバレで胸糞悪かったよ」

酒原       「まぁまぁ抑えて」

神酒原    「もう1人はもっと嫌いだわ。スクールアイドルは遊びじゃない？ 自分たちが入賞もできなかった悔しさを下位のグループにぶつけるとか、最低の極みだよ。せっかくいいパフォーマンスだったのに、好感度ガタ落ちだ」

酒原       「お前今日文句しか言ってないな」

神酒原    「千歌ちゃんが気持ちを爆発させたところがめっちゃよかったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

酒原       「うわびっくりした」

神酒原    「まぁSaint Snowのせいでわりとフラストレーションを溜めていた僕だったけどね。それを吹き飛ばすかのような千歌ちゃんの気持ちの爆発、本当に最高でしたよ。不覚にもうるうるしてしまった。悔しくないわけないもんな……。でも、千歌ちゃんはAqoursを引っ張ってきたリーダーだから、みんなの前で涙は見せまいと必死だったんだ。くぅ……。青春だなぁ……」

酒原       「まだ何も見えないから、それを確かめに行くっていうのもいいな」

神酒原    「いいね！ 本当にね、今回は素晴らしかったよ。千歌ちゃんのキャラクターはもともと気に入ってたけど、今回でもっともっと好きになった。この子は強くなるし、Aqoursは大きくなるね」

酒原       「今後に期待だな」

神酒原    「でも曜ちゃんは正妻になれないんだな、って思ってちょっと悲しかったよ」

酒原       「いきなり何言ってんの？」

神酒原    「だってほら、千歌ちゃんの気持ちを爆発させたのは梨子ちゃんじゃん？ 前からそうだけど、完全に正妻ポジションだなぁって思ったんだ。かたや曜ちゃん。千歌ちゃんの気持ちを一番引き出そうとしていたのは曜ちゃんだったけど、今回に関しては変な空気を作ってしまっただけだった。悲しい」

酒原       「それはいいけど、正妻って言い方が気にくわない」

神酒原    「野球のバッテリーも女房役って言うだろ？ それだよ」

酒原       「さいですか」

神酒原    「さいです。ここから何かしら曜ちゃんエピソードに入っていったら僕としては神展開だけど、さすがに3年生ズが本格的に関わってくるのかな」

酒原       「まだまだ3年生ズは難物っぽいな」

神酒原    「2人がねぇ。理事長ちゃんは今回本音を見せてくれて、とてもよかったんだけど」

酒原       「理事長は一貫して、スクールアイドル復活を望んでいる感じだよな」

神酒原    「そうそう。実は僕はね、この3年生ズみたいな「私たち一度挫折味わってるんです」的な雰囲気が好きではないのよ。なんか、まだ高校生のくせに「現実を分かってます」みたいな。だから、前回の「あの子たちを東京に送ったらどうなるか分かってるの？」みたいな話はとても嫌いだった。でも、理事長ちゃんはよかった！ おそらく彼女1人では残り2人を呼び戻すことはできないから、そこは千歌ちゃんやルビーちゃんに頑張ってほしいね」

酒原       「なぜそこでルビーちゃん？ まぁ会長の妹だけど」

神酒原    「今回、6人の中で唯一ステージの反省点を洗い出して練習していた。マジえらい。このひたむきさでお姉ちゃんを動かして欲しい」

酒原       「なるほど……。ところでお前、前回の感想記事は書かなかったな」

神酒原    「不覚でしたね。せっかくの曜ちゃんの制服七変化だったというのに」

酒原       「だったな。きっとお前がうるさかっただろうからよかったわ」