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やがて君になる

『やがて君になる』6巻を読んでから心乱されて夜も眠れない

他のことが頭に入らないほどやが君6巻のことばっか考えてる。

 
 
登場人物
酒原(さけはら):このブログの助手。中の人が実は神酒原ってことは口が裂けても言えない。
神酒原(みきはら):このブログの管理人。百合は大好物なんだが、『やがて君になる』は百合がどうとか考えてる余裕がない。


神酒原   「タイトルの時点でこの記事の結論出てるんだけどさ、『やがて君になる』の6巻を読んでからというもの、ラストシーンが頭にこびりついて夜も眠れないんだ」

酒原      「結論出たか。じゃあ解散」

神酒原   「待って。この押さえきれない気持ちをここで語らせて」

酒原      「でも結論出たんだろ? 今日も眠れない夜を過ごしたらいいよ」

神酒原   「…………っ」

酒原      「いいよ好きに語れよ」


神酒原が原作漫画を買ったのは“初”

神酒原   「とりあえず表題の通りなんだけどね」

酒原      「えっとつまり、アニメを見て、面白くて、原作漫画に興味を持って、それを買ったのが初めてってこと?」

神酒原   「そう」

酒原      「お前何年アニメオタクやってんの?」

神酒原   「自分で言うのもなんだが、僕は珍しいことに、驚くほど漫画を読まないんだ。アニ専」

酒原      「はぁぁ。確かにそういうやつは聞かないな」

神酒原   「原作漫画を読んだ、っていうことなら何度かあるんだけどね。『鋼の錬金術師』や『僕のヒーローアカデミア』なんかがそうだけど、これは人から借りた。自分で買ったのは『やがて君になる』が人生で初めて

酒原      「それほどハマったってことなんか」

神酒原   「それもそうだけど、『やがて君になる』並にハマったアニメはいくつかあったよ。ただこの作品は、「続きが気になる」点においてすさまじい引力があった」

酒原      「つまりお前は、早く侑と燈子のキャッキャウフフが見たくて原作漫画に手を出したわけだな」

神酒原   「大雑把にまとめればそうだ」


続きが気になりすぎるアニメ版

神酒原   「まずはとりあえず、僕がなぜ原作を買おうと思ったのか、その経緯を話したい」

酒原      「読みに来てくれている人はお前個人の話なんて興味ないんだから、手短にな」

神酒原   「分かった。……まぁアニメ版は素晴らしかったわけよ。僕の中では『宇宙よりも遠い場所』に並んで2018年トップクラスに面白かった

酒原      「でも1クールしか制作できず、最終回はきれいにまとまりはしたが、まだまだ物語は途中だったな」

神酒原   「それもそうだけど、「最終回はどうにかまとめるんだろうな、でもお話は途中なんだろうな」ってのは中盤の時点で予想がついたよね。で、回を重ねるごとに「続きが気になる」指数が青天井に上がってった。12月に入ったあたりで全巻買ってしまったよ」

酒原      「けっこう早いな。じゃあ後半戦は原作を見てからアニメ見たの?」

神酒原   「いや、先にアニメで見たかったから、見終わるまで我慢した。案の定物語は途中で終わったから、これは原作を買って本当によかったと思ったね」

酒原      「で、最終回のあとに一気読みしたと」

神酒原   「そ。まぁ、こういう「アニメ終わったあとに原作一気読み」はそう珍しいことではないんだろうけど、繰り返すようだけど、僕にとっては人生で初めてのことだったんだ」

酒原      「それほど『やがて君になる』が素晴らしい作品だったってことだな」

神酒原   「そゆこと!」


衝撃の原作第6巻

酒原      「で、原作の6巻を読んだと」

神酒原   「いやだぁぁぁぁぁぁ侑ちゃん可哀想だよぉぉぉぉぉぉ


酒原      「うるっせぇな」

神酒原   「だってさぁ……なんで気持ち零れてしまったん……?」

酒原      「仕方ないだろ、あれは零れるべくして零れちゃったんだ」

神酒原   「そうだけどさ……切なすぎるだろ……」

酒原      「そうは言うけどお前、実のところあれ、予想できた展開だったんじゃねぇの」

神酒原   「うん、まぁそうなんだけどね。原作2巻、アニメ6話の河原のシーンで「いずれ侑が燈子のことを好きになって拒絶される」ことは予想できちゃったよね」


酒原      「突然冷静になるんだな」

神酒原   「あれほど凶悪な伏線もなかなかないよ。だから体育祭で侑が燈子を好きになったとき、特別を知ったキラキラと同時に言いしれぬ不安に襲われたんだ」

酒原      「予想できた展開だったのに、衝撃だったのか」

神酒原   「そうだなぁ、そういう意味では「衝撃」というのは正確でないかもしれない。侑が新しい脚本をぶち込んでさ、屋上で燈子を諭して、劇を見事成功させて、燈子はカーテンコールの拍手が「自分のもの」だってことを知った。そこからスカウトもあり、手探りながらも演劇の道を探り始めて、明らかに燈子は変わったよね。侑が変えたんだ。侑は先輩を変えたいと願って行動し、見事それを成し遂げた。……だからさ、「今なら言ってもいいかな」なんて、そりゃあ思っちゃうよ。侑はそれだけのことをしたんだ。なのに……」

酒原      「『これからも今までどおり そばにいてくれると嬉しいな』」

神酒原   「……………………ッッ!!!

神酒原   「ってなった」

酒原      「とうとうこのときが来てしまった、っていう感じか」

神酒原   「『だめなんだね』って侑が落胆したとき、もう悲しすぎてどうにかなってしまいそうだったよ。そして再度気持ちを押し込めようとして、それができなくて、零れてしまった。こんなに切ないことがあるか? 侑はやっと、やっと『好きです』って気持ちを伝えられたのに、なんで両手で顔をふさがなきゃならないんだ? 僕は作者がにくいよ。どうして侑ばっかりこんなに傷つかなきゃならないんだ……」

酒原      「これも積み重ねてきた心理描写のなせる業か」

神酒原   「すごいよね……作者好き……」

酒原      「どっちだよ」

神酒原   「とまぁこんな感じで、僕は心を乱されまくってしまったんだ。恐ろしいのは、読んだときはもちろん脳天撃ち抜かれたような気分だったんだけど、それの衝撃が思ったよりも長続きしちゃってね。それからは四六時中侑に感情移入しちゃって、他のことが全然頭に入らなくなってしまったんだ。アニメ視聴にも身が入らないよ」

酒原      「お前ちょうど昨日、ためてた『色づく世界の明日から』を一気見してたよな」

神酒原   「したね。最後泣いたわ」

酒原      「しっかり身が入ってんじゃねぇか」


酒原      「ところで、侑のことばっか書いてるけど、燈子についてはどうだったよ?」

神酒原   「燈子な。まぁ、侑に関しては感情移入しすぎてハートブレイク中なんだけど、燈子に関してはちょっと安心している部分があるんだ」

酒原      「安心?」

神酒原   「燈子は侑の言葉で変わったけど、人の好意が怖いっていう部分は変わってなくて、それが今回の悲劇につながった……のはそうなんだけど、やっぱり燈子は変わったんだなぁと思って。だって変わる前の燈子だったら、侑に告白されたらシンプルに拒絶モードに入って、『侑のことは信じてたのに』って1人勝手に枕濡らしてただろうからさ。今回燈子は侑の気持ちを知った瞬間に、自分の言葉が侑の気持ちを閉じ込めていたことを悟ったよね。あそこまでちゃんと気づけるなら、ちょっとは安心かなって」

酒原      「でも侑のこと怖くなっちゃったぞ」

神酒原   「そこなぁぁぁぁぁ……。問題はそこだから、ちょっと安心したところで全然安心できないんだよな」

酒原      「日本語おかしくなってるぞ」

神酒原   「なんにせよ続きが気になりすぎるってことだ。7巻は4月発売予定。待ちきれん」


その他のネタ

神酒原   「6巻ではもうひとつ、切なポイントがあるんだ」

酒原      「おう」

神酒原   「劇が無事終わってさ。侑は心の中で、先輩に語りかけるんだよね」

酒原      「『七海先輩はもう わたしがいなくてもきっと大丈夫だね』

神酒原   「なんでそんな寂しいこと言うん……ッ!


酒原      「いちいちうるせぇな」

神酒原   「劇を通して燈子が変わるのを見て、侑自身にも変化があったんだよな」

酒原      「まぁそういうことになるな」

神酒原   「実際、燈子はもう侑があれこれ考えなくても大丈夫で、自分の力で次の一歩を踏み出すことができるようになった。それは本当に、侑自身が言う通り、とてもいいことなんだよね。だけど侑の心には劇のセリフがリフレインするんだ」

酒原      「『私だけがあなたの特別でいられたのに』」

神酒原   「くぅっ……! 泣ける……!」

酒原      「だから侑は、先輩の特別になりたくて告白してしまったのかな」

神酒原   「それもありそうだよなぁ。この辺りの心情の動きも7巻はすごく楽しみなんだ」


酒原      「他には?」

神酒原   「一言言っておかなきゃならないのは、2話に渡って描かれた演劇シーンの素晴らしさだよね。筆舌に尽くしがたいよ」

酒原      「一本の演劇としてもいい出来だったよな」

神酒原   「そう! それが物語と深く関わっているもんだから、もう引き込まれたよね。あと、僕はお姉ちゃんとの買い物シーンもけっこう好きなんだ」

酒原      「『助走』か。その助走の先にあの展開が待ってるわけだけどな」

神酒原   「そうだけどよ……。侑がお姉ちゃんにガチ相談して、それに気さくに、そして真剣に答えてくれるっていうあの空気がとても好きなんだ」

酒原      「お姉ちゃんサバサバしてるよな」

神酒原   「いいお姉ちゃんやでぇ。そしてお姉ちゃん、本格的に侑の相手を察し始めた」

酒原      「いちばん最初に「彼女?」とか聞いてきただけあるよな」

神酒原   「「まじで七海ちゃんなのかなー?」と察しつつ、深くは聞かない、もしそうなら味方になるよ、っていうこの包容力ね。侑はまさに一度玉砕してしまったわけだけど、ここでお姉ちゃんが関わってくる展開はあるのかな?」

酒原      「告白の直前に挟んでくるくらいだから、なんか関わりそうだよな」

神酒原   「いろーんな意味で7巻が楽しみ。そして8巻が出るあたりでアニメ第2期制作決定のニュースを聞きたい」

酒原      「そのためにはお前、Blu-rayだぞ」

神酒原   「うっ……それは本当に欲しいけど、軍資金が……こないだBOSEのネックスピーカー買っちゃったもんで……」

酒原      「3万のやつだろ? その金で『やがて君になる』マラソンできただろうに」

神酒原   「返す言葉もない……」

酒原      「最後に一言」

神酒原   「ロールケーキのはしっこ好きな侑ちゃんかわゆ」


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